ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月3日、ラグジュアリーフルサイズSUVの「キャデラック・エスカレード」シリーズの一部仕様変更を行い、同日より発売した。
▲キャデラック・エスカレード・プラチナム 価格:8ATC1377万円 全長5195×全幅2065×全高1910mmホイールベース2950mm 車重2670kg 乗車定員7名 フロントヘッドレスト内蔵デュアルディスプレーを廃止して車両価格を引き下げた
今回の仕様変更は、装備の見直しと新ボディカラーの設定が訴求点だ。
まず装備面では、リアシート用エンターテインメントのフロントヘッドレスト内蔵デュアルディスプレーを廃止。これにより、車両価格はキャデラック・エスカレード・プラチナムが1377万円、キャデラック・エスカレードSPORT EDITIONが1416万円へとダウンし、より求めやすいプライスタグとなる。なお、オーバーヘッドスクリーンは継続して標準装備だ。
▲キャデラック・エスカレードSPORT EDITION 価格:8ATC1416万円 ボディサイズはプラチナムと同寸 フロントグリルやサイドモールディング、アルミホイールなどをブラックアウトして精悍さを高める
ボディカラーに関しては、キャデラック・エスカレードSPORT EDITIONにシルバーグレー基調のサテンスティールメタリックを追加したことがトピック。従来から設定している漆黒のセーブルブラックとはひと味違った魅力を、"SPORT EDITION"にもたらしている。
▲エスカレードSPORT EDITIONはボディカラーにサテンスティールメタリックを新設定した
パワートレインは基本的に従来と共通で、6153cc・V型8気筒OHV直噴ガソリンエンジン(426ps/5600rpm、623N・m/4100rpm)+8速ATを搭載。駆動機構にはセレクタブル4WDを、足回りにはマグネティックライドコントロールを採用している。