ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月3日、キャデラックの新型3列シート・クロスオーバーSUV「XT6」の日本デビューを記念した特別仕様車「XT6 NIGHT CRUISE EDITION(ナイトクルーズエディション)」をラインアップし、2020年1月1日より販売すると発表した。車両価格は910万円で、販売台数は30台限定に設定する。
▲キャデラックXT6 NIGHT CRUISE EDITION(ナイトクルーズエディション) 価格:9SAT910万円 全長5060×全幅1960×全高1775mm/ホイールベース2860mm 乗車定員6名 販売台数30台限定 外板色には日本導入モデルで未設定のサテンスティールメタリックを採用する
今回の限定モデルは、量販グレードのXT6プラチナムをベースに、専用の内外装カラーや機能装備を採用したことが特徴である。
まず外板色には、日本導入モデルで未設定のサテンスティールメタリックを採用。クールかつスポーティなボディカラーが、XT6の精悍なSUVスタイルをいっそう際立たせる。一方、内装カラーには引き締まったアクティブなイメージを演出するジェットブラックにアクセントのブロンズカーボンを施し、シックなプレミアム感を演出した。
▲内装色にはジェットブラックにアクセントのブロンズカーボンを施し、シックなプレミアム感を演出した
装備面では、先進の安全システム「エンハンスドナイトビジョン」を組み込んだことがトピックだ。この機構は、熱感応式赤外線センサーによるサーマルテクノロジーを駆使し、夜間の走行中に前方の人や動物を検知して計器盤内のドライバーインフォメーションセンターに赤外線画像を映し出し、危険を察知した場合はドライバーに注意を促すという仕組み。より安全な夜間移動のサポートを行い、運転中のストレス軽減を果たすキャデラック自慢のセーフティ機能である。
▲先進の安全システム「エンハンスドナイトビジョン」を特別装備。夜間の走行中に前方の人や動物を検知して計器盤内のドライバーインフォメーションセンターに赤外線画像を映し出す
パワートレインに関しては基本的にベース車と共通で、新世代の3649cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(314ps/368N・m)+9速ATを搭載。駆動システムにはモードセレクト機能付のインテリジェントAWDを採用する。全長5060×全幅1960×全高1775mm/ホイールベース2860mmのボディサイズもベース車と同寸の設定だ。