ホンダは12月5日、スーパースポーツ「NSX」の2020年モデルの受注を開始した。車両価格は2420万円に設定する。
▲ホンダNSX 2020年モデル 価格:9SMT2420万円 ボディカラーに"エキサイティングカラーシリーズ"の第2弾となる新色のインディイエロー・パールⅡを追加した
2020年モデルの最大の注目点は、ボディカラーに新色のインディイエロー・パールⅡを追加したことにある。サーマルオレンジ・パールに続く"エキサイティングカラーシリーズ"の第2弾となるインディイエロー・パールⅡは、初代NSXのインディイエロー・パールにインスピレーションを受けながら、時代とともにクリアで鮮やかな発色へと進化させ、スーパースポーツカーとしての佇まいと力強い存在感を表現するとともに、NSXの世界観、また "観る・所有する"喜びのさらなる醸成を図っている。なお、インディイエロー・パールⅡ以外のボディカラーとしては、バレンシアレッド・パール、ヌーベルブルー・パール、サーマルオレンジ・パール、ソースシルバー・メタリック、カジノホワイト・パール、クルバレッド、130Rホワイト、ベルリナブラックをラインアップ。一方、インテリアカラーにはエボニー、オーキッド、レッド、サドル、インディゴを用意している。
▲インディイエロー・パールⅡは初代NSXのインディイエロー・パールにインスピレーションを受けながら、時代とともにクリアで鮮やかな発色へと進化させた
ちなみに、新色のインディイエロー・パールⅡの設定についてNSX開発責任者の水上聡氏は「過去から現在にわたるNSXファンの皆様が心ときめく色をラインアップに加えたいという想いを込めて、新色のイエローを専用開発しました。私たちホンダの大切なスポーツヘリテージをリバイバルさせることで、時を超えて、大切にしてくださるお客様とともに、また新しい思い出を作っていけたらと考えています」とコメントしている。
▲全長4490×全幅1940×全高1215mm ホイールベース2630mm 車重1800kg(カーボンセラミックブレーキローター装着車1780kg) 乗車定員2名 パワーユニットにはミッドシップ配置の3492cc・V型6気筒DOHC24Vツインターボエンジン(507ps)にフロントモーター×2/リアモーター×1の3モーターを組み込む
NSX 2020年モデルのパワートレインに関しては基本的に従来と共通で、"SPORT HYBRID SH-AWD"の3492cc・V型6気筒DOHC24Vツインターボエンジン(507ps/56.1kg・m)+3モーター(前27kW×2/後35kW)+9速デュアルクラッチトランスミッションを搭載。ボディサイズは全長4490×全幅1940×全高1215mm/ホイールベース2630mmに設定している。