新型SUBARUレヴォーグ 新車解説/2020年秋デビュー予定
SUBARUレヴォーグ 新型はインナーフレーム構造を採用した第2世代のSGPプラットフォームを採用 パワーユニットは1.8リッター水平対向直噴ターボ 新世代アイサイトで安全性能を大幅リファイン
シャープで大胆なスポーツ造形。最先端テクノロジー満載のGTワゴン
レヴォーグは2014年春、「25年目のフルモデルチェンジ」をキーワードに登場したスポーツツアラー。メインターゲットを日本市場に定めている。モーターショーでベールを脱いだ2ndモデルは「運転をどこまでも愉しめる未来」を指向したハイパフォーマンスワゴン。 SUBARU(スバル)が目指すグランドツーリング性能を実現するために最先端テクノロジーを積極投入した。
エクステリアはスポーティ。スバルのデザイン言語「ダイナミックソリッド」の進化形である"ボールダー=大胆(BOLDER)"を市販車で初採用。アグレッシブなフロントとリア回り、特徴的なフェンダー形状が目を引く。新型は18年のジュネーブ・ショーで公開されたコンセプトカー、VIZIVツアラー・コンセプトのイメージを上手に再現した。
ボディサイズは未公表だが、現行モデル(全長×全幅×全高4690×1780×1500mm)とほぼ同等のもよう。
インテリアは未公開。新型は7thレガシィ(日本未発表)で採用された縦型ディスプレイ仕様をベースに、レヴォーグのキャラクターに合わせたスポーティなデザインに仕上げていると予想できる。
スタイリングは新コンセプト「ボールダー=大胆」を市販車初採用 ぐっと張り出した前後フェンダーが印象的 ボディサイズは現行型(全長×全幅×全高4690×1790×1500mm)とほぼ同等
パフォーマンスは200ps/300Nmを予想。先進運転サポートで安全性は高水準
パワートレーンはダウンサイジングターボシリーズの第2弾。1.8リッター直噴水平対向ターボを搭載する。リーンバーン技術を採り入れて、燃費と性能をバランスさせた。パフォーマンスは200ps/300Nm前後と予想。トランスミッションは大幅改良版のリニアトロニック(CVT)だ。
プラットフォームは第2世代のSGP。7thレガシィと同様のフルインナーフレーム構造である。新型は走りのパフォーマンスの飛躍的な向上はもちろん、現行車のウイークポイントだった快適性を大きくリファインした。SGP化でホイールベースは延長され、後席の足元スペースも広くなっているという。
注目の安全支援システムは新世代アイサイトを装備。広角化されたステレオカメラと4基のレーダーによるセンサーフュージョンタイプを組み込む。新型は360度センシングによりプリクラッシュブレーキの作動範囲を拡大。新開発の高精度マップ&ロケーターを組み合わせて、コーナー前の減速や渋滞時のハンズオフ走行支援も達成しているという。「つながる技術」においては、国内初となるコネクテッドサービスを提供する。
新型レヴォーグは、すべてにおいて新世代スバルの象徴となるモデルに仕上がった。発売は20年後半を予定している。
シャープなノーズ回り ボンネット上にはレガシィ時代からの伝統「エアスクープ」を配置
225/45R18タイヤ装着 足回りはフロント:ストラット/リア:ダブルウイッシュボーン式
リアランプはワイドなブリスターフェンダーからつながるダイナミックなデザイン
排気エンドはスポーティな左右2本出し 新型はフロア下の整流を追求 高速走行時の安定性が向上