トヨタ自動車は12月11日、2020年2月に発売予定の新世代コンパクトカー「ヤリス(YARIS)」の高性能バージョンとなる「GRヤリス」を、東京オートサロン2020(2020年1月10日~12日に幕張メッセで開催)の舞台で世界初公開すると発表した。
▲TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」のグローバルモデル第2弾となる「GRヤリス」が東京オートサロン2020でワールドプレミアを果たす
GRスープラに続く、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)が展開するスポーツカーシリーズ「GR」のグローバルモデル第2弾となるGRヤリスは、TGRが世界ラリー選手権(WRC)で学び、鍛えた知見を惜しみなく投入した超一級のコンパクトスポーツである。現在は最終段階の煮詰めを鋭意実施中。また、ワールドプレミアに先がけてトヨタのマスタードライバーでもある豊田章男社長が最終テストを行った映像を12月11日に公開する。さらに、12月15日に富士スピードウェイで催す「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019」では、GRヤリスのテストカーによるデモ走行を行う予定だ。
▲トヨタのマスタードライバーでもある豊田章男社長が最終テストを行ったGRヤリスの走行映像を公開中
なお、トヨタ自動車は東京オートサロン2020の場で、GRヤリスの発表以外に、WRC2020年参戦車両やヤリスのGR PARTS装着車両、GRスープラではGT4車両、Super GT参戦車両、GR PARTS装着車両を展示すると予告。ほかにも、参考出品の「86 BLACK LIMITED Concept」やTS050 HYBRID 2019年ル・マン優勝車両などのモータースポーツ車両の展示、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの2020年新体制とGRヘリテージパーツプロジェクトの発表なども実施する予定だという。
▲東京オートサロン2020におけるTOYOTA GAZOO Racingブースの全体イメージ。参考出品の「86 BLACK LIMITED Concept」など注目モデルが目白押し