燃料電池車のホンダ・クラリティ・フューエルセルがマイナーチェンジを敢行!

ホンダのFCV「クラリティ・フューエルセル」が商品改良。カラーリングの変更や快適性の引き上げなどを実施

 ホンダは12月19日、燃料電池車の「クラリティ・フューエルセル(CLARITY FUEL CELL)」の一部改良を行い、同日よりリース販売を開始した。車両価格は783万6400円に設定する。

clarity-fuel-cell_プラチナホワイト・パール.jpg▲ホンダ・クラリティ・フューエルセル 価格:7836400円 全長4915mm×全幅1875mm×全高1480mm/ホイールベース2750mm 車重1890kg 乗車定員5

 今回の一部改良は、カラーリングの変更や快適性の向上などがメインメニューだ。

clarity-fuel-cell プレミアムディープロッソ・パール.jpg▲ドアミラーのカラーにルーフと統一感のあるブラックを、アルミホイールのカラーにシックなグレーメタリックを施してエクステリアの質感を向上させた

 まずカラーリングでは、ドアミラーのカラーにルーフと統一感のあるブラックを、18インチアルミホイールのカラーにシックなグレーメタリックを施し、エクステリアの質感を向上させたことがトピック。外板色には、プレミアムディープロッソ・パール(ルーフ色:ブラック、内装色:プラチナムグレー)/プラチナホワイト・パール(ルーフ色:ブラック、内装色:プラチナムグレー)/クリスタルブラック・パール(内装色:ブラック)の3タイプを用意する。ボディサイズは従来と基本的に同寸で、全長4915mm×全幅1875mm×全高1480mm/ホイールベース2750mmに設定した。

clarity-fuel-cell_プラチナムグレー.jpg▲プレミアムディープロッソ・パールとプラチナホワイト・パールのボディ色にはプラチナムグレーの内装カラーを組み合わせる

 一方、機能面では紫外線(UV)に加えて赤外線(IR)もカットするガラスを随所に採用し、室内空間の快適性を着実にアップ。また、低温域での性能を引き上げたことで、さらに幅広い環境で使用できるFCVに進化させた。

clarity-fuel-cell_プラチナムグレー 2.jpg▲紫外線に加えて赤外線をカットするガラスを随所に採用して室内空間の快適性をアップ。運転席には8ウェイパワーシートを装備する

 パワートレインは従来と共通で、MCF4型モーター(130kW/4501~9028rpm、300N・m/0~3500rpm)に固体高分子形の燃料電池スタック(103kW)、リチウムイオン電池の駆動用バッテリー、容量141リットル(前方24リットル/後方117リットル)の圧縮水素の燃料タンク(公称使用圧力70MPa)を搭載。1回あたりの水素充填は3分程度(水素充填圧70MPaステーションでの充填作業)で完了し、一充填走行距離は約750km(JC08モード走行)を達成している。

clarity-fuel-cell_外部給電器接続イメージ.jpg▲定格出力9.0kVAの可搬型外部給電器のPOWER EXPORTER 9000(価格:1201750円)。クラリティ・フューエルセルと接続すれば一般家庭のおよそ7日分の電力量が供給可能

clarity-fuel-cell_外部給電器トランク積載イメージ.jpgPOWER EXPORTER 9000の長××高は755×387×438mmで、重量は50.8kg。クラリティ・フューエルセルのトランク内に積載できる

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