SUBARUおよびスバルテクニカインターナショナルは12月25日、幕張メッセで2020年1月10日~12日に開催される東京オートサロン2020での出展概要を発表した。
▲SUBARUは同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)と共同で東京オートサロン2020にブースを構える
最大の注目は、「新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」のワールドプレミアだ。SUBARUは東京モーターショー2019で新型レヴォーグのプロトタイプを初公開したが、その高性能バージョンが早くも披露されるわけだ。メーカーは同車を「SUBARUとSTIが一丸となり新型レヴォーグの進化した走行性能にさらなる磨きをかけた、革新し続けていく"SUBARUの走りの未来"を象徴するクルマ」と表現している。
▲SUBARUとSTIが一丸となって開発した「新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」がワールドプレミアを飾る
SUBARUおよびSTIのブースでは新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sport以外にも、珠玉のカスタムコンセプトを初披露する。
まずは「SUBARU BRZ STI Sport」。SUPER GT参戦車両SUBARU BRZ GT300をモチーフとするフロントスポイラーやスワンネックリアスポイラーなど、STIがレースで培った経験を活かした専用パーツを装着することで、BRZの特徴である高いコーナリング性能を最大限に向上させることを狙ったコンセプトモデルだ。専用色の「GALACTIC WR Blue Metallic(ギャラクティックダブリュアールブルー・メタリック)」で彩った外装に、専用RECAROシートを中心としたシルバー&レッド基調の内装を組み合わせ、視覚からもスポーツマインドを刺激している。
次に「WRX S4 STI Sport」。既存のWRX S4 STI Sportをベースに、リアカーボンウイングや19インチアルミホイール、STIパフォーマンスパーツなどをフルに組み込むことで、走りのパフォーマンス向上を狙ったコンセプトモデルである。内外装には「SUBARU BRZ STI Sport」と同様、「GALACTIC WR Blue Metallic」カラーと専用RECAROシートを中心としたシルバー&レッド基調の内装を採用した。
ほかにも、モータースポーツ参戦車両として、「SUBARU BRZ GT300 2019」「WRX STI NBR CHALLENGE 2019」「WRX STI 全日本ラリー2019参戦車」などを展示する予定だ。
なお、ショー当日はイベントとして、新型レヴォーグの開発チームをまとめる商品企画本部の五島賢氏とモータースポーツの場でクルマを極め続けるSTIの辰己英治氏による「新型レヴォーグ SUBARU×STIトークショー」や、SUBARU/STIチームで活躍するドライバーが大集合して2019年のモータースポーツ活動の振り返りやSUBARU車の魅力に迫るフリートークを展開する「モータースポーツドライバーズ トークショー」を行う予定である。