シボレー・コルベット3LT 価格:8SAT 1400万円(予価) 新車ニュース
シボレー・コルベット3LT 8thモデルとなる新型は「日常ユースに適した真のスーパーカー」をコンセプトに開発 駆動方式は伝統のFRからMRに大変身 パワーユニットはドライサンプ仕様の6.3リッターのV8OHV(495hp) ボディはバックボーンとなるセンタートンネルの剛性を徹底的に高めた構造
0→60mph加速3秒以下! エンジンはV8(495hp)ドライサンプ
第8世代の新型コルベットが上陸した。最新モデルは、内外装からメカニズムまで、すべてを一新したスーパースポーツ。
まずエンジンの搭載位置が変わった。スモールブロックの「LT2」6.2リッター・V8OHV直噴VVTユニット(495hp/537Nm)は、ミッドシップ配置。駆動方式は伝統のFRからMRに変更された。新型は理想的な重量配分になり、運動性能が向上。メーカー公称の0~60mph加速は3秒以下。低重心化とハードコーナリング時の確実な潤滑性のため、エンジンはドライサンプ方式を採用する。
トランスミッションは8速DCT。シフトセレクターとトランスミッションの間に機械的なインターフェースはなく、プッシュボタン式のメインセレクターをセンターコンソールにレイアウト。シフト操作は大型のパドルで行う。
足回りは前後ともに新設計のSLAダブルウィッシュボーン式。コイルオーバーダンパーを組み込み、革新の乗り心地とハンドリング特性を追求した。ステアリング機構には進化型電子制御システムを採用。ドライバーの入力に即座に反応する高度なシャシーを目指す。
リアウィンドウは厚さ3.2mmの軽量タイプ 外側からエンジンが見える ボディカラーは写真のゼウスブロンズメタリックなど全6色
日本仕様は右ハンドルを新設定。ルーフはタルガトップ形状
エクステリアの特徴は、ミッドシップならではのエキゾチックなプロポーションと未来的なデザイン。アスリートの引き締まったボディを思わせる造形でまとめ、伝統のマッスルイメージを表現した。キャビンは、航空機やレーシングカーの造形をモチーフに、キャノピー(風防)をフロント寄りに置いた。
ルーフトップは脱着式。約7kgの軽量仕様で、外したルーフはリアトランクに収納できる。
日本にはコルベット初の右ハンドルモデルが導入され、2LTと3LTのトリムを設定。両車とも米国ではオプションのZ51パフォーマンスパッケージを標準装備する。車両価格(予価)は2LTが1180万円、3LTが1400万円。デリバリー開始は2020年12月以降を予定している。
インパネはセンターコンソールの高い稜線が特徴 ダイナミックな造形 新型は右ハンドル仕様も設定
3LTグレードは本革コンペティションスポーツバケットシート標準 着座ポジションはフロントフォワード ルーフは脱着式
LT2型6.2リッター・V8直噴OHV16V 495hp/6450rpm 637Nm/5150rpm VVT(可変バルブタイミング)と気筒休止システム標準 シリンダーヘッドはアルミ製
シボレー・コルベット3LT 主要諸元
グレード=コルベット3LT
価格=8SMT 1400万円(予価)
全長×全幅×全高=4630×1934×1234mm
ホイールベース=2722mm
車重=1530kg
エンジン=6.2リッター・V8OHV・VVT(プレミアム仕様)
最高出力=369kW(495hp)/6450rpm
最大トルク=637Nm(65.0kgm)/5150rpm
サスペンション=前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ=フロント:245/35ZR19/リア:305/30ZR20
駆動方式=MR
乗車定員=2名
最高速度=未公表
0→60mph(約96km/h)加速=3秒以下
※2020年1月デビュー ※価格を除きスペックは米国仕様
タイヤはフロント 245/35ZR 19/リア 305/30ZR20のミシュラン・パイロットスポーツ ブレーキはブレンボ製
メーターは先進イメージのフル液晶 回転計とデジタル速度計を中央に配置
トランスミッションは8速DCT メインセレクターはボタン式