FCAジャパンは4月5日、フィアット500の120台限定車となる「500 Unisex(ユニセックス)」(277万円)を発売した。
▲フィアット500 Unisex(ユニセックス) 価格:5SMT277万円 全長3570×全幅1625×全高1515mm 車重1040kg ハンドル位置は右 ボディカラーは専用色のオペラボルドー(写真・奥)とコロッセオグレー(同・手前)の2色を設定する
500ユニセックスの最大の特徴は、イタリアを代表する高級家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のレザーシートを備えた贅沢なインテリアの演出にある。また、内装色はシックで華やかなボルドー/アイボリーとブラウン/アイボリーの2タイプを設定。ボディカラーは専用色のオペラボルドーとコロッセオグレーの2色をラインアップし、オペラボルドー&ボルドー/アイボリーの組み合わせが50台、オペラボルドー&ブラウン/アイボリーの組み合わせが20台、コロッセオグレー&ボルドー/アイボリーの組み合わせが20台、コロッセオグレー&ブラウン/アイボリーの組み合わせが30台を用意した。
パワートレインに関してはベース車の「500 TwinAir Lounge」と基本的に共通で、875cc直列2気筒マルチエアインタークーラー付ターボエンジン(85ps、ECOスイッチON時77ps)にATモード付5速シーケンシャルのトランスミッションを組み合わせる。装備面は充実しており、バイキセノンヘッドライトやガラスルーフ、フルオートエアコンなどを標準設定。さらに、500ユニセックスでは16インチアルミホイールやクローム仕上げのドアミラーカバーなどを特別装備し、スペシャル度あふれるチンクエチェントに仕立てた。
ちなみに、ユニセックスという名称が与えられた理由は、今回の限定車がフェミニンな色の組み合わせやマスキュリンな組み合わせ、あるいは中性的な組み合わせを選べることから、英語で"男女共用の""男女の区別がない"という意味を持つ「Unisex」を採用したそうだ。