FCAジャパンは4月4日、ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーに限定100台の「Trailhawk(トレイルホーク)」(630万円)を設定し、5月18日に発売すると発表した。
▲グランドチェロキー・トレイルホーク(Trailhawk) 価格:8SAT630万円 販売台数は限定100台 全長4835×全幅1935×全高1805mm 搭載エンジンはリミテッドなどと共通の3604cc・V6DOHC(290ps)
グランドチェロキー・トレイルホークは、グランドチェロキーの"本格オフローダー"としてのキャラクターをより強調したことが特徴だ。メカニズムについては、リアアクスルに電子制御式 LSDを搭載した「クォドラドライブⅡ 4×4 システム」を搭載し、滑りやすい路面でも優れたトラクションを発揮。さらに、急勾配路を一定の低速で安定して上り下りできるセレクスピードコントロールを装備し、慎重なアクセル・ブレーキが要求される状況においてのドライバーの運転操作を強力にサポートする仕組みを整えた。
運転支援装備に関しては「Limited(リミテッド)」に準拠し、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)やクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報、LaneSense車線逸脱警報プラスなどを装備する。また、エアサスペンションを組み込んで優れた乗り心地と悪路走破性を両立させた。
エクステリアについては、トレイルホーク専用のナチュラルグレーをアクセントとしたブラックグリルやフォグランプベゼル、ドアミラーカバーに加え、マットブラックのボンネットデカールを設定し、精悍さとスポーティさをアップ。また、オフロード走行時にボディ下部を保護するスキッドプレートを4カ所に装備するほか、レッドカラー仕上げの牽引フックや専用18インチアルミホイールなどを装備し、機能性も兼ね備えたタフなルックスに昇華させた。
インテリアに関しては、ブラックカラーを基調にレッドステッチをあしらった内装トリムや"TRAILHAWK"ロゴ入りレザーシート(スエードインサート入り)などを採用したのが訴求点。より上質で瀟洒なキャビン空間に仕立てている。