ジープ・レネゲード・トレイルホーク/ロンジチュード、新設定グレード

コンパクトSUVのジープ・レネゲードに個性の異なる2モデルを追加設定

 FCAジャパンは44日、今年2月にマイナーチェンジしたコンパクトSUVのジープ・レネゲードに、力強い走りと卓越したオフロード性能を発揮する「Trailhawk(トレイルホーク)」(380万円)と、買い得感の高いベーシック仕様の「Longitude(ロンジチュード)」(2935000円)を追加設定し、518日に発売すると発表した。これにより、レネゲードは従来の1グレード構成(Limitedのみ)から3グレード構成になり、ユーザーの選択肢は一気に広がることとなった。

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▲ジープ・レネゲード・トレイルホーク(Trailhawk) 価格:9SAT380万円 全長4260×全幅1805×全高1725mm(米国仕様参考値) 車重1570㎏ 駆動機構にはオンデマンド方式4WDシステムの「セレクテレイン」を採用する

 新設定グレードを解説していこう。まずトレイルホークは、あらゆる路面で力強い走行性能を発揮するハイチューン仕様の1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラー付ターボエンジンを搭載したことが特徴。最高出力はリミテッド用の151ps/5500rpmから179ps/5750rpmにまで高められる。また、トランスミッションには電子制御式9ATをセット。駆動機構にはオンデマンド方式の4WDシステム「セレクテレイン」を採用した。

 また、トレイルホークには新たにLED式のヘッドライトおよびフォグランプやデイタイムランニングライトを採用したほか、新デザインの17インチアルミホイールなどを装備する。さらに、インフォテインメントシステムのUconnectには地上デジタルテレビチューナーを追加した。

 一方でロンジチュードは、車両価格が300万円を切るベーシック仕様ながら、安全装備を充実させたことが訴求点となる。具体的には、高速道路などでドライバーの負荷を軽減する LaneSense車線逸脱警報プラスやクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付の前面衝突警報のほか、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、Parkviewリアバックアップカメラなどを標準装備し、より安心してドライブを楽しめるようにアレンジした。また、ステアリングホイールにしっかりとしたホールド感を得られるテクノレザー(合成皮革)表皮を採用したほか、新デザインの16インチアルミホイール+215/65R16タイヤなどを装着する。

ボディカラーはトレイルホークとロンジチュードともに、アルパインホワイト、オマハオレンジ、ジェットセットブルーメタリック、コロラドレッド、グラナイトクリスタル、ブラックの6色から選択が可能だ。

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