伊ランボルギーニおよびモータースポーツ活動を担うランボルギーニ・スクアドラ・コルセは2月11日(現地時間)、イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼに居を構えるファクトリーにおいて、年末発表予定の新型ハイパーカーに搭載するサーキット専用V12エンジンを初披露した。
▲年末に発表予定の新型ハイパーカーに搭載するサーキット専用6.5L・V12自然吸気エンジン。最高出力は830hpを発生する
今回公開されたエンジンは、形式がV型12気筒、排気量が6.5リットルの自然吸気ユニットで、車体のミッドシップにマウント。最高出力は830hpを発生するという。本国のオフィシャルサイトでは、新V12エンジンの咆哮が視聴できる動画を公開。車両の一部も写っており、そのアグレッシブな造形が垣間見える。
▲新型ハイパーカーのイメージ画像。大型のリアウィングやデュアルエアインテークを内蔵したレーシングフードなど、通常の公道仕様車とは異なる特徴を多数備えているという
なお、ランボルギーニは新型ハイパーカーの一部概要もアナウンス。大型のリアウィング、ルーフのエアスクープ、デュアルエアインテークを内蔵したレーシングフードなど、通常の公道仕様車とは異なる特徴を多数備え、またアルミニウム製のフロントフレームとカーボンファイバーモノコックで最高の安全水準を実現しながら、先進のセルフロック・ディファレンシャルでサーキットにおけるドライバビリティの向上を果たした設計で仕立てているという。