ジープのミッドサイズSUV「チェロキー」が仕様変更。装備を充実させてプレミアム感を向上

ジープ・チェロキーが商品改良を実施。ロンジチュードとトレイルホークにはレザーシートなどを新たに装備

 FCAジャパンは2月20日、ジープの定番ミッドサイズSUVである「チェロキー(Cherokee)」の仕様・装備を見直し、同日より発売した。

車種展開および車両価格は以下の通り。

ロンジチュード:449万円
リミテッド:496万円
トレイルホーク:499万円

 今回の仕様変更は、標準装備を底上げしてプレミアム感をアップさせたことが特徴だ。

JEEP Cherokee longitude.jpgJEEP Cherokee longitude Interior.jpg▲ジープ・チェロキー・ロンジチュード 価格:9SAT449万円 全長4665×全幅1860×全高1700mm/ホイールベース2700mm 車重1760kg 乗車定員5名 新たにレザーシートとフロントシートヒーターを標準装備。搭載エンジンは2359cc直列4気筒OHC"マルチエア2"ユニット(177ps)。日本導入モデルのハンドル位置は右

 まずベースグレードの「ロンジチュード(Longitude)」とオフロード志向の「トレイルホーク(Trailhawk)」では、シート表地を従来のファブリックからレザーへとグレードアップ。合わせて、フロントシートヒーターを標準で組み込む。一方、充実装備の「リミテッド(Limited)」は、レザー表地およびフロントシートヒーター、さらにベンチレーテッドフロントシートを継続して採用。また、全グレードでリアシートのスライド機構やセキュリティアラーム(盗難発生警報装置)を新たに装備し、実用性と安全性をいっそう向上させた。

Jeep Cherokee limited.jpgJEEP Cherokee Limited Interior.jpg▲ジープ・チェロキー・リミテッド 価格:9SAT496万円 全長4665×全幅1860×全高1725mm/ホイールベース2720mm 車重1840(サンルーフ付1860kg 乗車定員5名 リアシートにスライド機構を採用。搭載エンジンは1995cc直列4気筒DOHCターボユニット(272ps)。日本導入モデルのハンドル位置は右

 外装面では、ロンジチュードにリアディープティンテッドガラス(後部プライバシーガラス)を新装備し、商品力を引き上げたことがトピック。ボディカラーはロンジチュードにブライトホワイト/ダイアモンドブラッククリスタル/ヴェルヴェットレッドを、リミテッドにグラナイトクリスタルメタリック/ブライトホワイト/ダイアモンドブラッククリスタル/ヴェルヴェットレッドを、トレイルホークにブライトホワイト/ダイアモンドブラッククリスタルを用意する。ボディサイズはロンジチュードが全長4665×全幅1860×全高1700mm/ホイールベース2700mm、リミテッドが全長4665×全幅1860×全高1725mm/ホイールベース2720mm、トレイルホークが全長4665×全幅1905×全高1740mm/ホイールベース2720mmに設定した。

JEEP Cherokee trailhawk.jpgJEEP Cherokee  Trailhawk Interior.jpg▲ジープ・チェロキー・トレイルホーク 価格:9SAT499万円 全長4665×全幅1905×全高1740mm/ホイールベース2720mm 車重1910㎏ 乗車定員5名 レザーシートとフロントシートヒーターを新たに装備。搭載エンジンは1995cc直列4気筒DOHCターボユニット(272ps)。日本導入モデルのハンドル位置は右

 パワートレインは基本的に従来と共通で、ロンジチュードにB型2359cc直列4気筒OHCエンジン(177ps/23.4kg・m)+電子制御式9速AT、リミテッドにN型1995cc直列4気筒DOHCターボエンジン(272ps/40.8kg・m)+電子制御式9速ATを搭載。駆動機構にはオンデマンド方式の4×4システムを採用し、AUTO・SNOW・SPORT・SAND/MUD・ROCK(ROCKはトレイルホークのみ)のモードをダイヤル操作で切り替え可能なセレクテレインシステムを組み込んでいる。

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