仏アルピーヌは3月3日(現地時間)、ミッドシップスポーツカーの現行A110をベースとする限定モデル「リネージGT」と「カラーエディション2020」の2車種を初公開。同時に、パーソナライゼーションプログラムの「アトリエ アルピーヌ」の展開も発表する。さらに、アルピーヌ・ジャポンからは限定モデルと新プログラムの日本への導入がアナウンスされた。
▲アルピーヌA110「リネージGT」 販売台数は400台限定。ボディカラーは新色のマーキュリーシルバー(写真)のほか、アビスブルーとディープブラックの全3色を設定する
各モデルの特徴を見ていこう。まずA110「リネージGT」は、A110の上級グレードのリネージをベースに、内外装をよりエレガントに仕立てたことが訴求点だ。ボディカラーは新色のマーキュリーシルバーのほか、アビスブルーとディープブラックの全3色を設定。また、足もとには淡いゴールドの差し色を入れた18インチのダイヤモンドカットホイールを、リアライトには半透明のクラスターを特別装備する。一方、内包するインテリアには、アンバー色のレザーシートや同カラーのドアトリム、カーボンファイバーのトリムエレメント、専用プレートなどを採用した。販売台数は400台限定。日本には2020年春ごろの導入を予定する。
▲リネージGTは足もとに淡いゴールドの差し色を入れた18インチのダイヤモンドカットホイールを、リアライトに半透明のクラスターを特別装備する
▲リネージGTの内装はアンバー色のレザーシートや同カラーのドアトリム等を採用してエレガントに演出した
次にA110「カラーエディション2020」は、毎年、受注期間限定で販売するスペシャルカラーの限定車の2020年版だ。本年のモデルは、高性能グレードのA110Sをベースに、1960年代の初代アルピーヌA110のオリジナルカラーパレットからピックアップされたジョン トゥルヌソルと称する鮮やかなイエローのボディカラーを採用する。日本には2020年夏ごろに導入する計画だ。
▲アルピーヌA110「カラーエディション2020」 初代アルピーヌA110のオリジナルカラーパレットからピックアップされたジョン トゥルヌソルと称する鮮やかなイエローのボディカラーで彩る
▲カラーエディション2020のベース車は高性能グレードのA110S。内装にはイエローのパネルのほか、サポート性を高めたバケットシートなどを装備する
そして「アトリエ アルピーヌ」は、29色の新色ボディカラー、3種類のホイール(それぞれ3色のカラーバリエーションを設定)、4色のブレーキキャリパーカラーを自由に組み合わせてオーダーすることができるパーソナライゼーションプログラムだ。日本への導入は2020年秋ごろを予定している。