伊ランボルギーニおよびモータースポーツ活動を担うランボルギーニ・スクアドラ・コルセは3月25日(現地時間)、新型ハイパーカーに搭載するサーキット専用V12エンジンの最初のシェイクダウンを行ったことを発表した。
▲今回シェイクダウンを敢行したエンジンは、形式がV型12気筒、排気量が6.5リットルの自然吸気ユニットで、車体のミッドシップにマウント。最高出力は830hpを発生する
今回走行テストを実施したエンジンは、形式がV型12気筒、排気量が6.5リットルの自然吸気ユニットで、車体のミッドシップにマウント。最高出力は830hpを発生するという。本国のオフィシャルサイトでは、走行シーンと新V12エンジンの咆哮が視聴できる18秒あまりの動画も公開。車両の一部も写っており、そのアグレッシブな造形が垣間見える。
▲カーボン製ディフューザーや大型リアウィング、デュアルエアインテークを内蔵したレーシングフードなど、通常の公道仕様車とは異なる専用パーツを多数装備
なお、ランボルギーニは新型ハイパーカーの一部概要もアナウンス。大型のリアウィング、ルーフのエアスクープ、デュアルエアインテークを内蔵したレーシングフードなど、通常の公道仕様車とは異なる特徴を多数備え、またアルミニウム製のフロントフレームとカーボンファイバーモノコックで最高の安全水準を実現しながら、先進のセルフロック・ディファレンシャルでサーキットにおけるドライバビリティの向上を果たした設計で仕立てているという。開発は最終ステージに入っており、ワールドプレミアは本年夏ごろを予定している。
▲新型ハイパーカーのイメージ画像。ワールドプレミアは本年夏ごろを予定する