ホンダは軽ハッチバックの現行N-ONEの生産終了に合わせて、専用サイトで次期型N-ONEのデザインコンセプトをイラストアニメーションで公開した。
▲第2世代のホンダN-ONEのデザインコンセプトが専用サイトで披露。最初に「DESIGN of N-ONE」を謳うイラストアニメーションが掲載される
「きほんのかたちはそのままに、2020年秋、新しいN-ONEが登場」という見出しを掲げて紹介される次期型N-ONEの車両デザインは、今年1月に東京オートサロン2020の舞台で披露された「N-ONE CAFE RACER CONCEPT(カフェレーサー・コンセプト)」をベースとしたもの。その造形には、N360から受け継がれてきた3つの"かたち"、具体的には"丸""四角""台形"が基本にあるという。
▲次期型N-ONEのデザインはN360から受け継がれてきた3つの"かたち"、具体的には"丸""四角""台形"が基本となる
まず"丸"は、人の瞳のように親しみやすい丸目のヘッドライトで具現化。次に"四角"は、後ろを走るクルマからもしっかりと見える、四角いリアコンビネーションランプで表現する。そして"台形"は、ボディの隅に配置したタイヤによって、安定感のある台形フォルムを創出した。
▲"丸"は人の瞳のように親しみやすい丸目のヘッドライトでアレンジ
▲"四角"は後方のクルマからもしっかりと見える四角いリアランプで演出
▲ボディの隅に配置したタイヤによって安定感のある"台形"フォルムを実現
第2世代のN-BOXおよびN-WGNと基本的に共通の新プラットフォームを使用し、新しいアレンジで3つの"かたち"を受け継ぐ次期型N-ONE。スポーティモデルの「RS」や6速MT仕様の設定なども噂されており(N-ONE CAFE RACER CONCEPTはRSバッジに6速MTのトランスミッションを採用していた)、2020年秋の市販化に期待が膨らむところである。
▲東京オートサロン2020に出品されたホンダN-ONE CAFE RACER CONCEPT。開発中の次期型N-ONEをベースとしたスポーツ志向のプロトタイプモデルで、この車両デザインを基本に市販版が開発されている