トヨタ自動車は4月24日、マークXの特別仕様車「250S"Final Edition"」(333万1800円)と「250S Four"Final Edition"」(348万9480円)を発売した。今回の特別仕様車はそのネーミングの通り、2004年デビューのマークX、さらにはその前身で1968年デビューのコロナ・マークⅡ(1984年デビューの5代目からは単独ネームのマークⅡ)から連綿と続くトヨタ伝統の上級4ドアサルーンの最後を飾るモデル。マークXは、本年の12月をもって生産を終了する予定だ。
▲トヨタ・マークX・250S"Final Edition" 価格:6SAT333万1800円 全長4770×全幅1795×全高1435mm ホイールベース2850mm 車重1520kg ダークメッキのフロントバンパーモールやスパッタリング塗装の18インチアルミホイールを特別装備する
"Final Edition(ファイナル・エディション)"のベース車は、4GR-FSE型2499cc・V6DOHCエンジン(203ps/24.8kg・m)+6 Super ECT(スーパーインテリジェント6速オートマチック)のパワートレインを搭載する2WD(FR)の250Sおよび4WDの250S Fourグレードで、外装にはダークメッキのフロントバンパーモールやスパッタリング塗装の18インチアルミホイール(2WD)などを特別装備して洗練された上質感を演出。ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、プレシャスブラックパールの3色を設定した。
▲ブラックとレッドを配色したアルカンターラ+合成皮革のシート表皮やレッドを配色したソフトレザードアトリム表皮などがスポーティなムードを盛り上げる
内装については、ブラックとレッドを配色したアルカンターラ+合成皮革のシート表皮とレッドを配色したソフトレザードアトリム表皮、レッドステッチ入りの本革巻き4本スポークステアリングホイール/シフトブーツ/インサイドドアグリップ/フロントコンソールボックス、ディンプル付きの本革巻きシフトノブなどを採用してスポーティかつ瀟洒な印象を際立たせる。また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献するクリアランスソナー&バックソナーを標準装備するなど、安全性能の充実も図った。