新型ランドローバー・ディフェンダーが通常モデルとして日本に本格上陸!

ランドローバーが日本での新型ディフェンダーの正式受注をスタート。ボディタイプは3ドアの90と5ドアの110を設定

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは4月6日、新型ランドローバー・ディフェンダーの日本市場向けモデルの予約受注を4月9日に開始すると発表した。ボディタイプは3ドアの90と5ドアの110の2タイプを設定する。

Land Rover DEFENDER1.jpg▲ランドローバー・ディフェンダー90(写真・左)とランドローバー・ディフェンダー110(同・右) 通常モデルの車両価格はディフェンダー90499万円~、ディフェンダー110589万円~に設定

通常モデルの車種展開は以下の通り。

■ディフェンダー90
ディフェンダー:499万円
ディフェンダーS:582万円
ディフェンダーSE:648万円
ディフェンダーHSE:730万円
ディフェンダー FIRST EDITION:739万円
■ディフェンダー110
ディフェンダー:589万円
ディフェンダーS:663万円
ディフェンダーSE:732万円
ディフェンダーHSE:812万円
ディフェンダー FIRST EDITION:820万円

合わせて、日本でのできるだけ早い納車を実現するために、あらかじめ仕様を設定した5種類の「キュレイテッド・スペック(CURATED SPEC)」を用意する。その概要は以下の通り。

■ディフェンダー90 ファブリックシート仕様:542万5000円~
含まれる標準装備
・コイルサスペンション
・LEDヘッドライト
・18インチ"スタイル5094"5スポーク(サテンダークレイフィニッシュ)
・ファブリックシート
・キャビンウォークスルー
・アナログダイアル(セントラルTFTディスプレイ付)
■ディフェンダー90 レザーシート仕様:690万円~
含まれる標準装備
・コイルサスペンション
・プレミアムLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
・20インチ"スタイル5094"5スポーク(グロススパークルシルバーフィニッシュ)
・レザーシート
・センサーコンソール(アームレスト付)
・インタラクティブドライバーディスプレイ
■ディフェンダー110 ファブリックシート&5人シート仕様:630万3000円~
含まれる標準装備
・エアサスペンション
・LEDヘッドライト
・18インチ"スタイル5094"5スポーク(サテンダークレイフィニッシュ)
・ファブリックシート
・キャビンウォークスルー
・アナログダイアル(セントラルTFTディスプレイ付)
■ディフェンダー110 ファブリックシート&7人シート仕様:683万7000円~
含まれる標準装備
・エアサスペンション
・LEDヘッドライト
・18インチ"スタイル5094"5スポーク(サテンダークレイフィニッシュ)
・マニュアル3列目シート
・ファブリックシート
・センターコンソール(アームレスト付)
・アナログダイアル(セントラルTFTディスプレイ付)
■ディフェンダー110 レザーシート&7人シート仕様:843万3000円~
含まれる標準装備
・エアサスペンション
・プレミアムLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
・20インチ"スタイル5094"5スポーク(グロススパークルシルバーフィニッシュ)
・スライディングパノラミックルーフ
・レザーシート
・マニュアル3列目シート
・センターコンソール(アームレスト付)
・インタラクティブドライバーディスプレイ

Land Rover DEFENDER2.jpg▲ボディサイズはディフェンダー90(写真・左)が全長4583×全幅2008(ミラー格納時。展開時は2105)×全高1974mm/ホイールベース2587mm、ディフェンダー110(同・右)が全長5018×全幅2008(ミラー格納時。展開時は2105)×全高1967mm/ホイールベース3022mm

 新型ディフェンダーは、基本骨格となる車台に新設計の「D7x」アーキテクチャーを採用し、軽量アルミニウムによるモノコック構造で仕立てる。ねじり剛性は先代のラダーフレーム構造と比べて約3倍の強度を確保した。ホイールベースは90が2587mm、110が3022mmに設定。シャシーは前後とも独立懸架式で仕立て、コイルサスペンションまたは電子制御エアサスペンションを組み込む。パワートレインに関しては、スタートストップや回生エネルギーの再利用など最新テクノロジーをフルに導入する1997cc直列4気筒DOHC16V"INGENIUM"直噴ガソリンターボエンジン(300ps/400N・m)に、ハイ/ローの切り替えが可能なツインスピード・オートマチック・ギアボックスの8速オートマチックトランスミッション、センターデフを組み込むパーマネントAWD(フルタイム4WD)の駆動システムを採用。また、路面状況に応じてサスペンション/トランスミッション/トラクションなどの設定を最適に統合制御し、7種類のモード(コンフォート/芝生・グラベル・雪/泥地/砂地/エコ/ロック/ウェイド)から選択可能なテレイン・レスポンス2を設定した。

Land Rover DEFENDER4.jpg▲日本導入モデルのパワーユニットには1997cc直列4気筒DOHC16V"INGENIUM"直噴ガソリンターボエンジン(300ps)+8速ATを搭載。駆動機構にはセンターデフを組み込むパーマネントAWD(フルタイム4WD)を採用する

Land Rover DEFENDER8.jpg▲通常ボンネットで隠れていて見えない前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する「ClearSightグラウンドビュー」を設定

 エクステリアは切り詰めた前後オーバーハングや直立形状のピラー、ルーフ後方に設けた"アルパインライトウィンドウ"、横開き式のリアゲート、外付けタイプの背面スペアタイヤなど、先代モデルを特徴づけていたエッセンスを新たな造形で仕立てることで、"21世紀仕様"の4×4ルックスを具現化する。

Land Rover DEFENDER5.jpg▲より直観的なインターフェースにSoftware-Over-The-AirSOTA)によるアップデート機能を組み込む最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を装備する

 一方、インテリアに関しては、先代モデルの造形要素を継承しながら、各部を最新のデザインで構成。特徴的なのは通常は見えないように仕立てる構造物や装具をあえて露出させたことで、これによりオフローダーらしいシンプルさと高い実用性を表現した。シート表地はシックなファブリックと高級感あふれる上質なレザーからの選択を可能とする。また、通常ボンネットで隠れていて見えない前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する「ClearSightグラウンドビュー」を設定。さらに、より直観的なインターフェースにSoftware-Over-The-Air(SOTA)によるアップデート機能を組み込む最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」を装備する。最新のADAS(先進運転支援システム)も採用し、エマージェンシーブレーキやレーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロールなどの機能によって、どのような環境、道路状況においても快適かつ安心して走行することを可能とした。

Land Rover DEFENDER6.jpg▲キャビンウォークスルー(写真)またはフロントセンターコンソールの選択が可能

Land Rover DEFENDER7.jpg▲シート表地はシックなファブリックと高級感あふれる上質なレザー(写真)を設定

 ランドローバー史上最も多様なパーソナライゼーションが選択できることも、新型ディフェンダーのトピックだ。170種類あまりにもおよぶ豊富なアクセサリーから、ユーザーの好みや使用目的に合わせた装備が組み込める。また、特徴的なオプションや機能を盛り込んだ4種類のアクセサリーパック、「EXPLORER PACK」「ADVENTURE PACK」「COUNTRY PACK」「URBAN PACK」も設定した。

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