FCAジャパンは4月8日、アルファロメオのアイコニックなミッドシッププレミアムスポーツカーである4C/4Cスパイダーの年内生産終了を発表。それに伴い、日本での最終オーダー受付を4月30日まで実施するとアナウンスした。
▲アルファロメオのアイコニックなミッドシッププレミアムスポーツカーである4C/4Cスパイダーは年内に生産終了。日本での最終受注受付は4月30日まで実施する
アルファロメオのレーシングスピリットを体現してきた「4C」および「4Cスパイダー」は、同ブランドが電動化に注力する方針を打ち出したこともあり、2020年内に生産を終了する。日本市場では2014年の発売以来、その優美で官能的なスタイリングや高い運動性能などでアルフィスタを魅了し、高い評価を獲得してきたが、ついにその車歴に幕を閉じるわけだ。
▲アルファロメオ4C 1750TBI 価格:6SMT865万円 全長3990×全幅1870×全高1185mm/ホイールベース2380mm 車重1050kg 乗車定員2名 ミッドシップに搭載するパワーユニットは1742cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジンで、240ps/6000rpmの最高出力と350N・m/2100~4000rpmの最大トルクを発生する
▲アルファロメオ4Cスパイダー 1750TBI 価格:6SMT865万円 全長3990×全幅1870×全高1190mm/ホイールベース2380mm 車重1060kg 乗車定員2名 ボディにはカーボンファイバーやアルミニウム、低密度SMC(ガラス繊維強化樹脂)などの素材を効果的に採用して軽量かつ高剛性に仕立てた
一方でFCAジャパンは、4Cシリーズの歴史を締めくくる限定車「4C Final Edition(仮称)」と「4Cスパイダー Final Edition(仮称)」を、2020年末ごろに発売すると予告した。販売台数は合計50台の限定で、ハンドル位置は右/左を設定する計画。詳細は後日、アルファロメオ公式サイトなどで発表する予定だ。
▲2020年末ごろには限定車「4C Final Edition(仮称)」と「4Cスパイダー Final Edition(仮称)」を発売すると予告。販売台数は合計50台限定。詳細は後日発表するという