BMWのミドルクラスSUVのX3に初のプラグインハイブリッドモデルを設定!

BMW X3初のプラグインハイブリッドモデル「xドライブ30e」は、容量34Ahのバッテリーを搭載し、電気での航続可能距離は最大44kmを達成

 BMWジャパンは4月9日、プレミアム・ミドルクラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のX3に初のプラグインハイブリッドモデル「xドライブ30e(xDrive30e)」を設定し、同日より発売した。

BMW_X3_xDrive30e1.jpgBMW X3xドライブ30exライン 価格:8SAT833万円 パワーユニットに1998cc直列4気筒DOHCツインスクロールターボガソリンエンジン(184ps300Nm)+モーター(80kW265Nm)を搭載し、システムトータルで最高出力292ps215kW)を発生する

車種展開は以下の通り。

xドライブ30e・xライン・エディション・ジョイ+:778万円
xドライブ30e・Mスポーツ・エディション・ジョイ+:781万円
xドライブ30e・xライン:833万円
xドライブ30e・Mスポーツ:836万円

なお、BMWは日本市場における環境負荷低減をよりいっそう加速させるため、燃費効率が高いPHEVモデルであるxドライブ30eに、通常モデルより一部装備内容を変更することでさまざまな追加的な歓びを提供する「エディション・ジョイ+(Edition Joy+)」グレードをラインアップし、価格を抑えることで、より多くのユーザーに環境性能の高いモデルの販売を促進している。

BMW_X3_xDrive30e2.jpg▲スポーツ志向のMスポーツや上級仕様のXライン、価格を抑えたエディション・ジョイ+など豊富なラインアップを設定して、環境性能の高いPHEVモデルの販売を訴求する

 新設定のxドライブ30eは、パワーユニットに最高出力184ps(135kW)/5000rpm、最大トルク300N・m/1350~4000rpmを発生する1998cc直列4気筒DOHCツインスクロールターボガソリンエンジンと、最高出力80kW(109ps)/3140rpm、最大トルク265N・m/1500rpmを絞り出すモーターを搭載し、システムトータルで最高出力292ps(215kW)を達成する。トランスミッションには、専用セッティングの電子油圧制御式8速ATを採用。また、駆動用バッテリーには容量34Ahのリチウムイオンバッテリーを組み込み、電気モーターのみでは最高速度140km/hまで走行可能で、一充電あたりの航続距離は最大44kmを実現した。充電に関しては、普通充電で0%から80%までを約3.5時間(0%から100%までは約4.3時間)でこなす。

BMW_X3_xDrive30e3.jpg▲全長4720×全幅1890×全高1675mm ホイールベース2865mm 乗車定員5名 日本導入モデルのハンドル位置は右

 一方、室内のセンターコンソールには「eDrive」ボタンを設定。純粋な電気走行となる「MAX eDrive」、走行状況に応じて電気走行とエンジン走行の間で最適な駆動を選択する「AUTO eDrive」、ドライバーが任意に設定した充電量に達するまでエンジン走行する「Battery Control」という、3つの走行モードを選択可能とした。

BMW_X3_xDrive30e5.jpgPHEVモデル専用のメーター表示を採用。室内のセンターコンソールには3つの走行モードが選べる「eDrive」ボタンを設定した

 機能面に関しては、先進の安全運転支援システムである「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備したことがトピック。また、車載通信モジュールによりドライバーとクルマ、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぐBMWコネクテッドドライブも採用している。

BMW_X3_xDrive30e4.jpg▲駆動用バッテリーには容量34Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載。電気モーターのみでは最高速度140km/hまで走行可能で、一充電あたりの航続距離は最大44kmを実現した

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