FCAジャパンは4月21日、アバルト595/595Cに限定車の「595/595C Pista(ピスタ)」を設定し、5月16日より販売を開始すると発表した。
▲アバルト595 pista 価格:MT328万円(販売台数95台)/MTA345万円(同51台) パワーユニットにはチューンアップ版の1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力はベースユニット比で20ps増の165ps/5500rpm、最大トルクは20N・m増の230N・m/2250rpm(SPORTスイッチ使用時)を発生する
車種展開および販売台数は以下の通り。
595 pista:MT328万円(95台)/MTA345万円(51台)
595C pista:MT361万円(61台)/MTA378万円(33台)
イタリア語で"レーストラック"や"サーキット"を意味する「Pista」という車名を冠した今回の限定車は、通常モデルの595、さらに日本未導入の595Cをベースに、ひときわモダンかつスポーティに仕立てたことが特徴である。
▲アバルト595C pista 価格:MT361万円(販売台数61台)/MTA378万円(同33台) ボディカラーにはブルー系の専用色「Blu Podio」を採用。ソフトトップ色はブラック
まずパワーユニットには、チューンアップ版の1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力はベースユニット比で20ps増の165ps/5500rpm、最大トルクは20N・m増の230N・m/2250rpm(SPORTスイッチ使用時)を発生する。また、排気系にはパワフルなサウンドとアグレッシブなドライビングフィールを演出するハイパフォーマンスエグゾーストシステム「レコードモンツァ(Record Monza)」をセット。トランスミッションには5速MTと5速MTA(ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション)を組み合わせる。さらに、足回りには専用17インチ・10スポークマットブラックアルミホイール+205/40R17タイヤやイエロー仕上げブレーキキャリパー、KONI製FSD(Frequency Selective Damping)ショックアブソーバー(リアのみ)を装備した。
▲専用17インチ・10スポークマットブラックアルミホイール+205/40R17タイヤとイエロー仕上げブレーキキャリパーを特別装備
▲ディフューザー一体型リアバンパー/イエロー仕上げインサートを特別装備。排気系にはハイパフォーマンスエグゾーストシステム「レコードモンツァ(Record Monza)」を採用する
エクステリアについては、ボディカラーに専用色の「Blu Podio」を採用したうえで、イエローのアクセントを施したリップスポイラーやドアミラーカバー、リアディフューザーを特別装備。また、595 Pistaエンブレム(リア)やツインデュアルエグゾーストパイプ、リアプライバシーガラスなども採用する。ボディサイズおよび車重は595 Pistaが全長3660×全幅1625×全高1505mm/ホイールベース2300mm/車重1120kg、595C Pistaが全長3660×全幅1625×全高1505mm/ホイールベース2300mm/車重1160kgに設定した。
▲フロントバンパー/イエロー仕上げリップスポイラー(インタークーラー冷却用エアインテーク付)を装備
▲ヒーテッド電動ドアミラーのカバーはイエローで仕立てた
▲リアゲートに車名の由来である"レーストラック"をモチーフにした595 Pistaエンブレムを貼付する
インテリアに関しては基本的にベース車と共通で、スポーツレザーステアリングホイール(オーディオ/ハンズフリーコントローラー付、マットクロームインサート)やマルチファンクションディスプレイ、スポーツペダル、アルミキックプレート、レザーメーターフード、ブラックルーフライニング、FM+AMチューナー付オーディオプレイヤー(Uconnect)/7インチタッチパネルモニター/Apple CarPlayおよびAndroid Auto対応、フルオートエアコン(ダストポーレンフィルター付)などを標準で装備。前席には2種類のヘッドレスト一体型スポーツシート(選択不可)を採用している。
▲スポーツレザーステアリングホイールやマルチファンクションディスプレイ、スポーツペダル、アルミキックプレートを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲前席には2種類のヘッドレスト一体型スポーツシートを設定。選択は不可