BMWジャパンは4月23日、プレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のミニ・クロスオーバーに限定モデル「Cornwall Edition(コーンウォール・エディション)」を設定し、同日より販売を開始した。
車種展開は以下の通り。
ミニ・クロスオーバー・クーパーD「コーンウォール・エディション」:470万円
ミニ・クロスオーバー・クーパーD ALL4「コーンウォール・エディション」:494万円
今回の限定モデルは、「サーフィン」をコンセプトに、サーファーの「一期一会の波に出合い、日常とは全く違う景色と対峙しながら、興奮とリラックスが交差する波の中で日常の英気を養っていく」というライフスタイルをイメージして仕立てたことが特徴である。ベース車には、1995cc直列4気筒DOHC直噴ターボディーゼルエンジン(150ps/330N・m)+8速ATを搭載するクーパーDとクーパーD ALL4を選択した。なお、車名のコーンウォール(Cornwall)は全長約700kmにもおよぶ、イギリス最長の海岸線を持つコーンウォール州に由来。州の北西部には、英国のサーフィンの聖地として知られるニューキー(Newquay)が位置している。
まずエクステリアでは、Cornwallの海をモチーフにした専用デザインのサイドスカットルと専用ネームバッジ、ブラックルーフ&ミラーキャップ、ハイグロスブラックルーフレール&サイドシルフィニッシャー、アダプティブLEDヘッドライト/LEDデイライトリング、18インチアロイホイール ピン・スポーク ブラックなどを特別装備してアクティブ感を強調。また、ボディカラーには専用色のムーンウォークグレー・メタリックのほか、ライトホワイト・ソリッドとミッドナイトブラック・メタリックを設定した。
内包するインテリアには、専用アレンジのクロス/レザレット表地ブラックパール/カーボンブラックシート(前席スポーツシート)を特別装備したことがトピック。また、後席には40:20:40分割可倒式シートバックレストを組み込み、5'11"サイズのサーフボードも収納できる積載性を確保する。さらに、オートマチック・テールゲート・オペレーション(オープン/クローズ、イージーオープナー機能付)も標準で採用した。
機能装備の充実ぶりも見逃せない。リアビューカメラやフロント&リアPDC(パーク・ディスタンス・コントロール)、パーキングアシストを特別装備したほか、ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)やアクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、ナビゲーションシステム、ITSスポット対応ETC車載器システム自動防眩ルームミラー、MINI Connected(有効期間:3年間)といった先進システムを標準で設定している。