フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは5月26日、人気SUVのティグアン(Tiguan)に特別仕様車の「R-Line DYNAUDIO(ディナウディオ)」を設定し、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ティグアンTSI R-Line DYNAUDIO:544万9000円
ティグアンTDI 4MOTION R-Line DYNAUDIO:592万9000円
今回の特別仕様車は、通常モデルで1394cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(150ps/250N・m)+6速DSGを搭載するTSI R-Lineおよび1968cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(150ps/340N・m)+7速DSGを搭載するTDI 4MOTION R-Lineをベースに、最上の音質空間を具現化したことが特徴である。
キャビンルームには、フォルクスワーゲンとデンマークのハイエンドオーディオメーカーDynaudio社が共同開発した専用設計のプレミアムサウンドシステム“DYNAUDIO”(総出力 400W、16チャンネル)を特別装備。左右8つのスピーカーに加え、ダッシュボードにセンタースピーカー、リアにサブウーファーを配置し、ドルビープロロジックⅡに対応することで、ステレオオーディオをサラウンドサウンドに変換して臨場感と深みのあるリスニングを提供する。
また、ユーザーの好みや曲などに合わせる5つのサウンド設定を用意。具体的には、音楽をできる限りオリジナルに忠実に再現する“オリジナル”、低音に強く高音を抑えて聴くことができる“ダイナミック”、低音と高音の両方のサウンドを効果的に抑える“ソフト”、歌声など音声出力の中音域を強調する“スピーチ”、低音/中音/高音およびサブウーファーを個別に設定できる“個別設定”を選択できるようにアレンジした。
プレミアムサウンドシステムにふさわしい装備群を鋭意採用したことも、「R-Line DYNAUDIO」の訴求点だ。人気オプションのレザーシートパッケージに加え、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングなどの特性を瞬時に最適制御するアダプティブシャシーコントロールのDCCパッケージを標準で採用。また、足もとにはR-Line専用20インチアルミホイール(8.5J×20アルミホイール+255/40R20モビリティタイヤ)を装着する。ボディカラーにはディープブラックパールエフェクト/タングステンシルバーメタリック/オリックスホワイトマザーオブパールエフェクトの3色をラインアップした。