ホンダは5月29日、定番ハイブリッドモデル「インサイト(INSIGHT)」のマイナーチェンジを行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
LX:335万5000円
EX:356万4000円(レザーシート仕様372万9000円)
EX・PRIME STYLE:368万5000円
EX・BLACK STYLE:372万9000円
今回のマイナーチェンジは、従来の1.5L e:HEVがもたらす力強い走りや洗練されたデザイン、使い勝手のよさはそのままに、上質感をいっそう高めた新グレードの追加や専用装備の進化など、ユーザーのライフスタイルに合わせた新しい車種ラインアップを構築したことが特徴である。
まず新グレードでは、EXに「EX・PRIME STYLE」を追加設定する。エクステリアは、トランクスポイラーレストランクリッドのスタイルでより引き締まったルックスを表現。また、ダーククロームメッキを施した専用フロントグリルと専用リアバンパーロアーガーニッシュ、アルミ切削+グレークリア塗装の17インチアルミホイール(タイヤサイズは215/50R17 91V)などを採用して上質感を引き上げる。一方、内装にはアイボリーの専用インテリアやアイボリー×グリーン コンビシート(本革×ウルトラスエード)を組み込んで華やかさと個性を演出した。
次に専用装備の進化では、上級グレード「EX・BLACK STYLE」の仕様変更がトピックだ。アルミホイールは従来の17インチから18インチへとアップし、タイヤには235/40R18 91Wサイズをセット。また、ステンレス製スポーツペダルを採用してスポーティさをより際立たせる。さらに、プレミアムクリスタルブルー・メタリック/プレミアムクリスタルレッド・メタリックの外装色においては、インテリア加飾に外装色と合わせたステッチカラーを取り入れて質感をいっそう向上させた。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」のパワートレインは基本的に従来モデルと共通で、LEB型1496cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECアトキンソンサイクルガソリンエンジン(109ps/13.7kg・m)+H4型駆動用モーター(96kW/267N・m)/発電用モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機を搭載して前輪を駆動(FF)する。ボディサイズは全長4675×全幅1820×全高1410mm/ホイールベース2700mmに設定。ボディカラーにはプラチナホワイト・パール/クリスタルブラック・パール/コスミックブルー・メタリック/スーパープラチナグレー・メタリック/プレミアムクリスタルブルー・メタリック/プレミアムクリスタルレッド・メタリック/ルーセブラック・メタリック/シルバーミストグリーン・メタリックの計8タイプをラインアップした。