ホンダは2022年6月23日、フリードおよびフリード+(プラス)のマイナーチェンジを実施した。
車種展開は以下の通り。
■フリード
G・FF:7名乗り229万7900円/6名乗り227万5900円
G・4WD:7名乗り246万2900円/6名乗り244万900円
Gブラックスタイル・FF:7名乗り243万5400円/6名乗り241万3400円
Gブラックスタイル・4WD:7名乗り260万400円/6名乗り257万8400円
クロスター・FF:6名乗り257万2900円
クロスター・4WD:6名乗り273万7900円
モデューロX・FF:7名乗り297万2200円/6名乗り295万200円
ハイブリッドG・FF:7名乗り265万5400円/6名乗り263万3400円
ハイブリッドG・4WD:6名乗り279万8400円
ハイブリッドGブラックスタイル・FF:7名乗り272万1400円/6名乗り269万9400円
ハイブリッドGブラックスタイル・4WD:6名乗り286万4400円
ハイブリッド・クロスター・FF:6名乗り290万2900円
ハイブリッド・クロスター・4WD:6名乗り306万7900円
ハイブリッド・モデューロX・FF:7名乗り327万8000円/6名乗り325万6000円
■フリード+
G・FF:5名乗り236万9400円
G・4WD:5名乗り253万4400円
Gブラックスタイル・FF:5名乗り243万5400円
Gブラックスタイル・4WD:5名乗り260万400円
クロスター・FF:5名乗り258万9400円
クロスター・4WD:5名乗り275万4400円
ハイブリッドG・FF:5名乗り265万5400円
ハイブリッドG・4WD:5名乗り282万400円
ハイブリッドGブラックスタイル・FF:5名乗り272万1400円
ハイブリッドGブラックスタイル・4WD:5名乗り288万6400円
ハイブリッド・クロスター・FF:5名乗り291万9400円
ハイブリッド・クロスター・4WD:5名乗り308万4400円
なお、発売は6月24日より、モデューロXのみ7月14日より開始する。
ホンダの人気コンパクトミニバンである3列式シート仕様(乗車定員6/7名)のフリードと2列式シート仕様(乗車定員5名)のフリード+は、5ナンバー規格ながら居住性と使い勝手のよさを高次元で兼ね備えた“ちょうどいい”クルマとして、幅広いユーザー層から好評を博しているモデルだ。今回のマイナーチェンジでは、機能装備の拡充や新ボディカラーの採用、特別仕様車「ブラックスタイル(BLACK STYLE)」の設定などを実施したことが特徴である。
まず機能装備では、運転席・助手席シートヒーター、コンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードなどを標準装備化。また、シート表皮には撥水撥油加工を施した「FABTECT(ファブテクト)」を新たに採用した。
ボディカラーについては、クリアな輝きのなかに深みのある特別なブルーが映えるプレミアムクリスタルブルーメタリック、明るく豊かなライフスタイルに馴染む柔らかなブルー系のフィヨルドミストパール、黄昏時を思わせる幻想的でスタイリッシュなブラック系のトワイライトミストブラックパールという3タイプの新色を設定した。
特別仕様車のブラックスタイルに話を移そう。
エクステリアに関しては、ダーククロームメッキのフロントグリルガーニッシュおよびマットグレーのフロントグリルやダーククロームメッキのリアライセンスガーニッシュ、クリスタルブラックパールのドアミラー&アウタードアハンドル、クリアタイプのLEDハイマウントストップランプを特別装備して、精悍かつ洗練されたルックスを創出。足もとには、ブラック塗装の15インチアルミホイール(タイヤは185/65R15 88Sサイズ)を組み込んだ。
内装に関しては、ブラックで統一したインテリアカラーおよびファブリックシートを採用。よりシックで引き締まったキャビン空間に仕立てた。
シリーズ全体のパワートレインは基本的に従来と共通で、L15B型1496cc直列4気筒DOHC16V・i-VTEC直噴ガソリンエンジン(129ps/15.6kg・m)+CVTと、LEB型1496cc直列4気筒DOHC16V・i-VTECアトキンソンサイクルガソリンエンジン(110ps/13.7kg・m)+H1型モーター(22kW/160Nm)+リチウムイオン電池+7速DCTのSPORT HYBRID i-DCDの2機種を設定する。駆動機構は2WD(FF)とリアルタイムAWD(4WD)の選択が可能。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を、全タイプに標準で装備している。