BMWジャパンは2022年6月16日、プレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のミニ・クロスオーバーに特別仕様車の「ミニ・クロスオーバー・アンテイムド・エディション(MINI Crossover Untamed Edition)」をラインアップし、同日より発売した。ユーザーへの納車は本年6月以降を予定している。
車種展開は以下の通り。
ミニ・クーパーD・クロスオーバー・アンテイムド・エディション:494万円
ミニ・クーパーSD・クロスオーバーALL4・アンテイムド・エディション:553万円
ミニ・クーパーSE・クロスオーバーALL4・アンテイムド・エディション:553万円
今回の特別仕様車は、パワートレインに1995cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(150ps/350Nm)+8速ATを搭載する通常モデルのミニ・クーパーD・クロスオーバー、および1995cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(190ps/400Nm)+8速ATを搭載する通常モデルのミニ・クーパーSD・クロスオーバーALL4、そして1498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(136ps/220Nm)+モーター(65kW/165Nm)+リチウムイオン電池+6速ATのプラグインハイブリッドシステムを搭載するミニ・クーパーSE・クロスオーバーALL4をベースに、Untamed(アンテイムド)の名が意図するところの「飼い慣らせない遊び心」をテーマに据えて、完全CGIで生成されたクリエイティブの世界の中で独自の遊び心を表現したことが特徴である。
まずエクステリアは、外装色にモメンタム・グレーを纏わせたうえで、ルーフ、ミラーキャップ、ルーフレールをピアノブラックで統一。また、ヘッドライトおよびリアコンビネーションランプのサラウンドやドアハンドル、フロントグリルフレーム、ALL4エンブレムなどもピアノブラックで塗装する。さらに、Untamedの3Dプリントを配したフローズンブルーストーンカラーのサイドスカットル、フローズンブルーストーンの大胆なサイドストライプ、左右リアウィンドウに配したUntamedのネームステッカーなど、専用アイテムを効果的に配備。足もとには、専用デザインの18インチアロイホイールUntamedスポーク2トーンを装着した。
内装については、自然からインスパイアされたブルーとグリーンのインテリアカラーを基調に、インテリアサーフェスUntamedイルミネーテッドやナッパレザー・ステアリングホイール、専用フロアマット、アンスラサイトのヘッドライナー、マルチディスプレイ・メーターパネルなどを特別装備。雄大なランドスケープをモチーフとしたドアシルプレートには、Untamedのロゴを配した。
一方、シートにはハイランドグリーンのMINI Yoursレザーラウンジシートを装着し、ドアのアームレスト部分もハイランドグリーンで統一。上質なレザー表皮にはブルーとグリーンのステッチをあしらい、サイド部にはUntamedのロゴを刻印する。また、フロントシートには電動調整機構(運転席メモリー機能付)やヒーター機構も組み込んだ。
機能面では、スマートフォン・インテグレーション(Apple CarPlay)やMINI Connectedなどを標準で採用。さらに、先進安全運転支援システムとしてリアビューカメラやパーキングアシストパッケージ、PDCフロント&リア、ドライビングアシスト(前車接近警告機能、被害軽減ブレーキ、レーンディパーチャーウォーニング機能)などを設定した。