新型ホンダ・シビック・タイプRが鈴鹿サーキットでFF最速ラップタイムを更新

今夏に発売予定の新型ホンダ・シビック・タイプRのプロトタイプが鈴鹿サーキットにおいてFFモデル最速となる2分23秒120のラップタイムを記録

 ホンダは2022年4月7日、今夏の発売を予定する新型シビック・タイプRの最終的な性能評価のための走行テストを本年3月15日に鈴鹿サーキット国際レーシングコースで行い、FFモデル最速となる2分23秒120のラップタイムを叩き出したと発表した。

▲新型ホンダ・シビック・タイプRの最終開発車両が鈴鹿サーキットでタイムアタックを実施。先代のシビック・タイプR・リミテッド・エディションが記録した2分23秒993のラップタイムを0.873秒短縮する、FF最速の2分23秒120を記録した
▲新型ホンダ・シビック・タイプRの最終開発車両が鈴鹿サーキットでタイムアタックを実施。先代のシビック・タイプR・リミテッド・エディションが記録した2分23秒993のラップタイムを0.873秒短縮する、FF最速の2分23秒120を記録した

 サーキットに持ち込まれたのは、歴代シビック・タイプRのイラストやRのロゴを入れてカモフラージュした量産前の最終開発車両。従来の最速ラップタイムは、徹底した軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能を追求した先代のシビック・タイプR・リミテッド・エディションが記録した2分23秒993で、今回はこれを0.873秒短縮する。

 ホンダは今回のラップタイムの更新を、「新型シビック・タイプRのサーキット性能が、さらに向上していることを示している」とコメントした。

▲タイムアタックの様子を室内のオンボードカメラで撮影した動画も公開
▲タイムアタックの様子を室内のオンボードカメラで撮影した動画も公開
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