マツダは6月17日、ピックアップトラックの新型「BT-50」を世界初公開した。発売は2020年後半よりオーストラリアから順次開始する予定だ。
BT-50はいすゞ自動車からOEM供給(ベース車は泰国いすゞ自動車で生産するD-MAX)を受けて、オセアニアやASEAN、中南米、中近東、アフリカなどを中心に販売するピックアップトラックで、今回の新型は9年ぶりの全面改良となる。
デザイン面に関しては、マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を導入してピックアップトラックならではの力強さ、タフな機能性、道具感を表現。また、移動など共に過ごす時間がより楽しいものとなるよう、ピックアップトラックの幅広い用途やさまざまな使用シーンにおいて、ユーザーのアクティブなニーズにしっかりと応える、走行性能や機能性、安全性を具現化している。
ボディサイズは公開画像のオーストラリア向けダブルキャブ/4×4/AT車で全長5280×全幅1870×全高1790mm、ホイールベース3125mmに設定。乗車定員は5名で、最大積載量1065kg、トーイング能力3500kg、最小回転半径6.1mを確保する。パワーユニットには2999cc直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力190ps/3600rpm、最大トルク450N・m/1600~2600rpm)を搭載した。