日産ルークスを迎え撃つライバル車たち
日産ルークスが属する「スーパーハイトワゴン」Kカーは、魅力的なモデルがひしめく激戦区。いずれも全高1.7mオーバーのボクシーボディを持ち、使い勝手に優れた両側スライドドアを備える。
三菱eKスペースはルークスの兄弟車。メカニズムとインテリアは基本的に共通。違いはラインアップとエクステリア。eKスペースはSUVテイストを高めたクロスと標準の2シリーズ構成。パワーユニットはルークス同様のマイルドハイブリッド仕様。エンジンは自然吸気(52ps)とターボ(64ps)。ルークスの標準車はターボ未設定だが、eKスペースはターボを設定。
運転支援ACC機構はセットop(7万1500円)だ。クラストップ級(320mm)の後席ロングスライド生かした
ホンダN-BOXは2019年度、24万7707台を販売。3年連続で「日本で最も売れているクルマ」に輝いた。ラインアップはスポーティ指向のカスタムと、標準の2シリーズ。
全車にアダプティブクルーズコントロールを含むホンダセンシングを標準装備。独自のセンタータンクレイアウトで、ライバルを凌ぐユーティリティを実現した。後席はダイブダウンと座面チップアップが可能。パワーユニットは自然吸気(58ps)とターボ(64ps)の2種。走りは小型車イメージ。ターボは全域パワフル
ダイハツ・タントはスーパーハイトワゴンの先駆。2019年夏に登場した現行4thモデルは、好評の助手席側センターピラーレスの大開口ボディを継承。運転席ロングスライド機構など、ユーザーフレンドリーな色彩を強めた。
メカニズムはダイハツの新しいクルマ作り技術DNGAをフル投入。プラットフォームは高剛性と軽量化を徹底した新世代。ラインアップはカスタムと標準の2シリーズ。パワーユニットは自然吸気(52ps)とターボ(64ps)が選べる。安全装備はステレオカメラ仕様のスマートアシスト標準。アダプティブクルーズコントロールはop
スズキ・スペーシアは、スーツケースがモチーフの造形が個性的。ラインアップはカスタム、標準、そしてアウトドア指向のギアの3シリーズ。魅力は低床キャビン。室内は、多彩なアレンジが可能。後席だけでなく助手席シートバックもたためる。
徹底した軽量設計により走りは高水準。パワーユニットは全車マイルドハイブリッド仕様。エンジンは自然吸気(52ps)とターボ(64ps)を設定する。安全装備はスズキ・セーフティサポート標準。