今年で生産終了を迎えるアウディTTロードスターに特別限定車の「ファイナルエディション」が登場

アウディがプレミアムコンパクトオープンスポーツ「TTロードスター」の生産終了に伴う限定モデル「ファイナルエディション」を設定。車両価格は729万円で、販売台数は限定50台

 アウディ・ジャパンは7月14日、アウディTTロードスターに特別仕様車の「ファイナルエディション(final edition)」を設定し、本年9月15日より販売を開始すると発表した。車両価格は729万円で、販売台数は50台限定だ。

▲アウディTTロードスター「ファイナルエディション」 価格:6SMT729万円 全長4190×全幅1830×全高1360mm ホイールベース2505mm 乗車定員2名 販売台数は50台限定
▲アウディTTロードスター「ファイナルエディション」 価格:6SMT729万円 全長4190×全幅1830×全高1360mm ホイールベース2505mm 乗車定員2名 販売台数は50台限定

 今回の特別仕様車は、年内での生産終了を予定する現行TTロードスターの功績を称えた希少価値の高い限定モデルである。ベースモデルは2.0TFSIガソリンエンジン(1984cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボ、230ps/370N・m)+6速Sトロニック+クワトロシステム(4WD)を搭載するTTロードスター45TFSIクワトロで、ここに初代TTを彷彿させる特別装備を多数採用した。

▲ボディカラーはTTロードスターのコンセプトモデルに採用されていたドロミテグレーを彷彿させる専用色のナノグレーメタリックで彩る
▲ボディカラーはTTロードスターのコンセプトモデルに採用されていたドロミテグレーを彷彿させる専用色のナノグレーメタリックで彩る

 まずエクステリアでは、ボディカラーにTTロードスターのコンセプトモデルに採用されていたドロミテグレーを彷彿させる専用色のナノグレーメタリックを導入したことがトピック。また、足もとには初代TTのホイールを意識したシンプルなデザインの専用5スポーク19インチアルミホイールを装着する。さらに、マトリクスLEDヘッドライトやエアスカーフといった外装パーツを特別装備。加えて、アウディサイドアシストやリアビューカメラ等の運転支援システムを含むコンフォートパッケージも組み込んだ。ボディサイズは基本的にベースモデルと共通で、全長4190×全幅1830×全高1360mm/ホイールベース2505mmに設定している。

▲マトリクスLEDヘッドライトやエアスカーフといった外装パーツを特別装備
▲マトリクスLEDヘッドライトやエアスカーフといった外装パーツを特別装備
▲初代TTのホイールを意識したシンプルなデザインの専用5スポーク19インチアルミホイールを装着
▲初代TTのホイールを意識したシンプルなデザインの専用5スポーク19インチアルミホイールを装着

 インテリアについては、初代TTを彷彿させるイエローステッチを施したモカシンブラウン・ファインナッパレザー表皮の電動調整機能ボルスター付Sスポーツシート/ドアアームレスト/センターコンソールを特別装備し、高品位でシックなキャビン空間を創出。また、デコラティブパネルにはドリフトアンスラサイトを、シートサイド&センターコンソールにはアンスラサイトファインペイントフィニッシュを採用する。さらに、初代TTのインテリアパーツを手がけたBang&Olufsenのサウンドシステムなども標準で装備した。

▲インテリアには初代TTを彷彿させるイエローステッチを施したモカシンブラウン・ファインナッパレザー表皮のSスポーツシート/ドアアームレスト/センターコンソールを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲インテリアには初代TTを彷彿させるイエローステッチを施したモカシンブラウン・ファインナッパレザー表皮のSスポーツシート/ドアアームレスト/センターコンソールを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲初代TTのインテリアパーツを手がけたBang&Olufsenのサウンドシステムを組み込む
▲初代TTのインテリアパーツを手がけたBang&Olufsenのサウンドシステムを組み込む

 なお、TTロードスターの生産終了後も、TTクーペは生産を継続する計画である。

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