トヨタ・ヤリスクロスがマイナーチェンジ。2つの新グレードを追加設定

トヨタのクロスオーバーSUVのヤリスクロスが一部改良。新グレードとしてGR SPORTとZ“Adventure”が登場

 トヨタ自動車は2022年7月19日、コンパクトクロスオーバーSUVのヤリスクロスを一部改良し、8月8日に発売すると発表した。

▲トヨタ・ヤリスクロス・ハイブリッドZ“Adventure”(2WD) 価格:270万5000円 全長4200×全幅1765×全高1590mm ホイールベース2560mm 車重1190kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費27.8km/リットル 専用デザインの前後バンパーを装着。全長はZグレード比で20mm長くなる

▲トヨタ・ヤリスクロス・ハイブリッドZ“Adventure”(2WD) 価格:270万5000円 全長4200×全幅1765×全高1590mm ホイールベース2560mm 車重1190kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費27.8km/リットル 専用デザインの前後バンパーを装着。全長はZグレード比で20mm長くなる

車種展開は以下の通り。
■ハイブリッド車
X:2WD228万4000円/E-Four251万5000円
G:2WD239万4000円/E-Four262万5000円
Z:2WD260万6000円/E-Four283万7000円
Z“Adventure”:2WD270万5000円/E-Four293万6000円
GR SPORT:2WD275万円
■ガソリン車
X:2WD189万6000円/4WD212万7000円
G:2WD202万円/4WD225万1000円
Z:2WD223万2000円/4WD246万3000円
Z“Adventure”:2WD233万1000円/4WD256万2000円
GR SPORT:2WD236万7000円

 今回の改良は、先進安全装備の拡充や内装カラーの見直しなどを図るとともに、新グレードとしてGR SPORTとZ“Adventure”を追加設定したことが特徴である。

 

▲Z“Adventure”はシルバー塗装のルーフレールを装着

▲Z“Adventure”はシルバー塗装のルーフレールを装着

 まず新設定のZ“Adventure”は、外装に専用デザインの前後バンパーやシルバー塗装のルーフレールなどを採用してアグレッシブさを強調。一方で内装には、合成皮革[サドルタン]×ツイード調ファブリック[ブラック]の専用シート表皮やピアノブラック塗装のフロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソールなどを装備して特別感を際立たせた。

▲Z“Adventure”は合成皮革[サドルタン]×ツイード調ファブリック[ブラック]の専用シート表皮やピアノブラック塗装のフロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソールを装備

▲Z“Adventure”は合成皮革[サドルタン]×ツイード調ファブリック[ブラック]の専用シート表皮やピアノブラック塗装のフロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソールを装備

 シリーズ全体の改良に関しては、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全車にオプション設定し、さらにZグレードにブラックの内装色を用意したことがトピック。パワートレインは基本的に従来と共通で、M15A-FKS型1490cc直列3気筒DOHC12V直噴“ダイナミックフォース”ガソリンエンジン(最高出力120ps/6600rpm、最大トルク14.8kg・m/4800~5200rpm)+Direct Shift-CVTの2WD(FF)と4WDのガソリン仕様、M15A-FXE型1490cc直列3気筒DOHC12V“ダイナミックフォース”ガソリンエンジン(最高出力91ps/5500rpm、最大トルク12.2kg・m/3800~4800rpm)+1NM型フロントモーター(最高出力59kW、最大トルク141Nm)+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成するリダクション機構付THSⅡの2WD(FF)および同ユニットに1MM型リアモーター(最高出力3.9kW、最大トルク52Nm)を追加したE-Fourのハイブリッド仕様を設定。いずれも高次元の基本性能と環境性能を実現している。

▲ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全車にオプションで用意

▲ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーを全車にオプションで用意

▲Zグレードにブラックの内装色を新設定

▲Zグレードにブラックの内装色を新設定

 GR SPORTの詳細については、別記事で紹介しよう。

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