フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは8月7日、人気SUVのティグアン(Tiguan)に特別仕様車の「R-Line Black Style DYNAUDIO Package(ブラックスタイル・ディナウディオパッケージ)」を設定し、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ティグアンTSI R-Line Black Style DYNAUDIO Package:548万円
ティグアンTDI 4MOTION R-Line Black Style DYNAUDIO Package:596万円
今回の特別仕様車は、通常モデルで1394cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(150ps/250N・m)+6速DSGを搭載するTSI R-Lineおよび1968cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(150ps/340N・m)+7速DSGを搭載するTDI 4MOTION R-Lineをベースに、エクステリアのクロームパーツやアルミホイールなどをブラックペイント化し、さらにデンマークのハイエンドオーディオメーカーDynaudio社と共同開発したプレミアムサウンドシステムを採用したことが特徴である。
専用の外装パーツとしては、ブラック塗装を施したフロントグリル中央、フロントバンパー、ドアミラーハウジング、ウインドウフレーム、サイドストリップ、リアスポイラー、リアストリップを特別装備。また、ルーフレールもブラックで仕立てる。足もとには専用20インチアルミホイール(8.5J×20ブラックペイントアルミホイール+255/40R20モビリティタイヤ)を装着。ボディカラーにはディープブラックパールエフェクトとオリックスホワイトマザーオブパールエフェクト(6万6000円の有償オプション)の2色をラインアップした。
内装に関しては、ダーク系のインテリアカラーにチタンブラックレザー表皮の専用シートなどを組み込んで、スポーティなコクピット空間を演出。乗り心地の調整が可能なアダプティブシャシーコントロール“DCC”も標準で採用した。
そして、フォルクスワーゲンとデンマークのハイエンドオーディオメーカーDynaudio社が共同開発した専用設計のプレミアムサウンドシステム“DYNAUDIO”(総出力400W、16チャンネル、10スピーカー)を特別装備。左右8つのスピーカーに加え、ダッシュボードにセンタースピーカー、リアにサブウーファーを配置し、ドルビープロロジックⅡに対応することで、ステレオオーディオをサラウンドサウンドに変換して臨場感と深みのあるリスニングを提供する。
また、ユーザーの好みや曲などに合わせる5つのサウンド設定を用意。具体的には、音楽をできる限りオリジナルに忠実に再現する“オリジナル”、低音に強く高音を抑えて聴くことができる“ダイナミック”、低音と高音の両方のサウンドを効果的に抑える“ソフト”、歌声など音声出力の中音域を強調する“スピーチ”、低音/中音/高音およびサブウーファーを個別に設定できる“個別設定”を選択できるようにアレンジした。