ダイハツが軽クロスオーバーモデルのタフトを一部改良して今秋に発売すると予告。特別仕様車として従来の「クロム ベンチャー」に加えて「ダーククロム ベンチャー」を新設定し、先行受注をスタート
ダイハツは2022年7月27日、人気軽クロスオーバーモデルのタフトをマイナーチェンジし、今秋に発売すると発表。合わせて特別仕様として従来の「クロム ベンチャー(Chrome Venture)」に加えて「ダーククロム ベンチャー(Dark Chrome Venture)」を新たに設定し、先行受注を開始した。
まずは新設定の特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」から見ていこう。
外装にはダークブラックメッキのフードガーニッシュおよびバックドアガーニッシュやガンメタリック塗装の前後アンダーガーニッシュ、ブラックマイカメタリック塗装のドアアウターハンドルおよびドアミラー、ガンメタリック塗装の15インチアルミホイールを特別装備。内包するインテリアにはダークシルバー加飾のメーターパネル/インパネセンターシフトベゼル/エアコンレジスターパネル、シルバーステッチ入りフロントセパレートシートを標準で採用し、タフトならではのアクティブ感に、上質かつシックな印象を加味した。
一方、従来から用意する特別仕様車「クロム ベンチャー」も継続して販売する。
外装にはメッキのフードガーニッシュおよびバックドアガーニッシュやシルバー塗装の前後アンダーガーニッシュ、メッキのドアアウターハンドル、シルバー塗装の15インチアルミホイールを特別装備。インテリアは前述の「ダーククロム ベンチャー」と同仕様だ。
パワーユニットは基本的に従来仕様と共通で、GにKF型658cc直列3気筒DOHC12Vの自然吸気エンジンを、Gターボにインタークーラー付ターボエンジンの2機種を採用。トランスミッションには、エンジンの回転をタイヤに伝えるCVTにスプリットギアを組み込んだD-CVTを組み合わせる。また、駆動レイアウトには2WD(FF)とフルタイム4WDの2タイプを設定した。
通常モデルの変更内容に話を移そう。外装では、ボディカラーとして好評のアースカラーに新たなセラミックグリーンメタリックと力強さを感じるクロムグレーメタリック、レーザーブルークリスタルシャインの3色を追加設定。また、機能面では音声認識機能やワイヤレス接続に対応した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオを新たに組み込んだ。
ディーラーオプションの拡充も要注目。新たにダークブラックメッキ調の“DAIHATSU”フードエンブレムやクラシックタイプのルーフキャリア、ダークブラックメッキの“TAFT”リアネームエンブレム+“D”マーク2点エンブレムセットなどを用意している。