スズキは8月20日、軽スーパーハイトワゴンのスペーシア/スペーシア カスタム/スペーシア ギアの仕様変更を行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
■スペーシア
ハイブリッドG:2WD138万500円/4WD150万3700円
ハイブリッドX:2WD152万4600円/4WD164万7800円
■スペーシア カスタム
ハイブリッドGS:2WD164万8900円/4WD177万2100円
ハイブリッドXS:2WD176万4400円/4WD188万7600円
ハイブリッドXSターボ:2WD183万5900円/4WD195万9100円
■スペーシア ギア
ハイブリッドXZ:2WD168万7400円/4WD180万7300円
ハイブリッドXZターボ:2WD176万4400円/4WD188万4300円
今回の仕様変更は、安全装備の拡充や新ボディカラーの設定などをメインメニューとする。まず安全装備では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグの標準装備化を実施。また、スペーシア・ハイブリッドX・アップグレードパッケージ/スペーシア カスタム/スペーシア ギアにはアダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]を追加設定する。さらに、標識認識機能で認識する標識に車両進入禁止のほか、はみ出し通行禁止、法定速度、一時停止を加えた(全方位モニター用カメラパッケージ装着車)。
一方、快適装備の充実化も敢行。USB電源ソケット(2個)や時間調整付フロント間欠ワイパーを追加設定した(スペーシア・ハイブリッドGを除く)。
ボディカラーに関しては、モデルごとに変更ポイントが分かれる。
まずスペーシアは、全グレードにクールカーキパールメタリックを新設定。また、ハイブリッドXにはクールカーキパールメタリックおよびシフォンアイボリーメタリックにホワイトツートーンルーフ仕様を追加する。結果として、ボディカラーは全9色13パターンのラインアップとした。
次にスペーシア カスタムは、ハイブリッドXSおよびXSターボにスチールシルバー ブラックツートーンルーフ仕様を新設定。ボディカラーは全7色11パターンのラインアップとした。
そしてスペーシア ギアは、シフォンアイボリーメタリックを新設定。また、クールカーキパールメタリックおよびデニムブルーメタリックにガンメタリックツートーンルーフ仕様を追加し、ボディカラーは全9パターンのラインアップとした。
パワートレインは基本的に従来と共通で、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用。そのうえで、自然吸気仕様のR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(52ps/6.1kg・m)+WA05A型モーター(2.3kW/50Nm)とターボ仕様のR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボエンジン(64ps/10.0kg・m)+WA05A型モーター(2.3kW/50Nm)という2機種のユニットを設定する。トランスミッションには軽量化と高効率化を果たしたCVTを組み込み、駆動機構には2WD(FF)とフルタイム4WDを用意した。