トヨタが人気クロスオーバーSUVのC-HRにブラック基調でクールな特別仕様車「Mode-Nero Safety PlusⅢ」を設定。ボディカラーに特別色のイナズマスパーキングブラックガラスフレークをラインアップ
トヨタ自動車は2022年8月5日、クロスオーバーSUVのC-HRに特別仕様車の「G“Mode-Nero Safety PlusⅢ”」と「G-T“Mode-Nero Safety PlusⅢ”」を設定し、8月29日に発売すると発表した。
車種展開は以下の通り。
■リダクション機構付THSⅡ搭載車
G“Mode-Nero Safety PlusⅢ”:THS305万5000円
■8NR-FTS(1.2Lターボ)エンジン搭載車
G-T“Mode-Nero Safety PlusⅢ”・2WD:7CVT272万5000円
G-T“Mode-Nero Safety PlusⅢ”・4WD:7CVT292万3000円
今回の特別仕様車は、既存のGおよびG-Tグレードをベースに、内外装をブラック基調でクールにまとめたことが特徴である。なお、車名の“Nero”はイタリア語で、日本語の黒を意味している。
まず外装では、7J×18アルミホイール(マットブラック塗装+ダークスモークメッキナット/センターオーナメント付)+225/50R18タイヤやブラックエクステンション加飾のBi-Beam LEDヘッドランプを特別装備。ボディカラーは特別設定色のイナズマスパーキングブラックガラスフレークのほか、モノトーンのプラチナホワイトパールマイカ/メタルストリームメタリック/ブラックマイカ、2トーンのブラック×プラチナホワイトパールマイカ/ブラック×メタルストリームメタリックという計6タイプをラインアップした。
内包するインテリアでは、ブラックのインストルメントパネルアッパー&コンソールボックスやドアトリムオーナメント(ダイヤモンドカット造形+シボ加工)、グレーのインストルメントパネル加飾&ドアインナーガーニッシュ、専用ベージュステッチを配した本革巻き3本スポークステアリングおよびシフトレバーブーツを特別装備。シート表皮には専用の上級ファブリック(ブラック)+本革(ブラック/ブラウン)+ベージュステッチを採用した。
先進安全装備の拡充も見逃せない。車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をディスプレイに表示して後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニター、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ(前後方静止物・後方接近車両)などを標準で組み込んだ。
パワーユニットは基本的にベース車と共通で、リダクション機構付THSⅡの2ZR-FXE型1797cc直列4気筒DOHCエンジン(98ps/14.5kg・m)+1NM型モーター(53kW/163Nm)+リチウムイオン電池(容量3.6Ah)と、8NR-FTS型1196cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボD-4Tエンジン(116ps/18.9kg・m)という2機種を設定している。