2.9リットルV6ターボエンジン+48V電装システムを新搭載する新型アウディS6/S6アバント/S7スポーツバックが日本デビュー

アウディの新型プレアミムスポーツセダン&ワゴンのS6/S6アバントと新型プレアミムスポーツ4ドアクーペのS7スポーツバックが日本で発売。パワーユニットには48V MHEVシステムを組み込んだ2.9リットルV6ツインターボエンジンを新採用

 アウディ・ジャパンは8月25日、新型プレアミムスポーツセダン&ステーションワゴンのS6/S6アバントと新型プレアミムスポーツ4ドアクーペのS7スポーツバックを、9月15日より日本で発売すると発表した。

▲アウディS6 価格:8SAT1303万円 全長4955×全幅1885×全高1420mm 車重1950kg 乗車定員5名
▲アウディS6 価格:8SAT1303万円 全長4955×全幅1885×全高1420mm 車重1950kg 乗車定員5名

車両価格は以下の通り。
S6:1303万円
S6アバント:1339万円
S7スポーツバック:1374万円
なお、ハンドル位置は全モデルともに右/左の選択が可能だ。

 新型S6/S6アバントと新型S7スポーツバックは、A6シリーズおよびA7シリーズのフラッグシップに位置する、アッパーミドルクラスのハイパフォーマンスモデルである。

▲アウディS6アバント 価格:8SAT1339万円 全長4955×全幅1885×全高1455mm 車重2000kg 乗車定員5名
▲アウディS6アバント 価格:8SAT1339万円 全長4955×全幅1885×全高1455mm 車重2000kg 乗車定員5名
▲精悍なブラック基調でまとめたうえで、バルコナレザーを用いたSロゴ付のスポーツシートやマット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを専用装備
▲精悍なブラック基調でまとめたうえで、バルコナレザーを用いたSロゴ付のスポーツシートやマット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを専用装備

 まずエクステリアは、新しいアウディのデザイン言語を体現し、専用デザインの前後バンパーやホイールなどを採用してスポーティでエレガント、かつハイテクで洗練されたキャラクターを創出する。ボディサイズはS6セダンが全長4955×全幅1885×全高1420mm、S6アバントが全長4955×全幅1885×全高1455mm、S7スポーツバックが全長4980×全幅1910×全高1405mmに設定した。

▲アウディS7スポーツバック 価格:8SAT1374万円 全長4980×全幅1910×全高1405mm 車重1990kg 乗車定員5名
▲アウディS7スポーツバック 価格:8SAT1374万円 全長4980×全幅1910×全高1405mm 車重1990kg 乗車定員5名
▲10.1インチと8.6インチの2つのタッチディスプレイを組み込んだMMIタッチレスポンスからなる最新のインフォテインメントシステムを採用
▲10.1インチと8.6インチの2つのタッチディスプレイを組み込んだMMIタッチレスポンスからなる最新のインフォテインメントシステムを採用

 インテリアについては、精悍なブラック基調でまとめたうえで、バルコナレザーを用いた Sロゴ付のスポーツシートやマット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを専用装備。また、10.1インチと8.6インチの2つの高精細タッチディスプレイを組み込んだMMIタッチレスポンスからなる最新のインフォテインメントシステムも採用した。

▲パワーユニットには2893cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(450ps/600Nm)+48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載。WLTCモード燃費は9.5km/リットルと公表
▲パワーユニットには2893cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(450ps/600Nm)+48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載。WLTCモード燃費は9.5km/リットルと公表

 パワートレインに関しては、2893cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(最高出力450ps/5700~6700rpm、最大トルク600Nm/1900~5000rpm)+48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)+8速ティプトロニックトランスミッションを新搭載。駆動機構には専用セッティングのフルタイム4WD=クワトロ(quattro)を採用し、オプションとしてリアスポーツディファレンシャルを設定する。48V MHEVは、クランクシャフトにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を接続し、減速および制動時に電力を回生してリチウムイオンバッテリーに蓄電する仕組み。また、ターボチャージャーに加えて電動コンプレッサー(EPC)を配備することで、低回転域でもターボラグのない素早い加速を実現した。一方、シャシー面では専用設定のアダプティブエアサスペンションを採用し、よりスムーズでダイナミックな走行性能を成し遂げる。また、安全運転支援システムとして、従来のアダプティブクルーズコントロール/アクティブレーンアシスト/トラフィックジャムアシストを統合した最新機能のアダプティブドライビングアシスタント(ADA)を採用した。

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