アウディ・ジャパンは8月25日、新型プレアミムスポーツセダン&ステーションワゴンのS6/S6アバントと新型プレアミムスポーツ4ドアクーペのS7スポーツバックを、9月15日より日本で発売すると発表した。
車両価格は以下の通り。
S6:1303万円
S6アバント:1339万円
S7スポーツバック:1374万円
なお、ハンドル位置は全モデルともに右/左の選択が可能だ。
新型S6/S6アバントと新型S7スポーツバックは、A6シリーズおよびA7シリーズのフラッグシップに位置する、アッパーミドルクラスのハイパフォーマンスモデルである。
まずエクステリアは、新しいアウディのデザイン言語を体現し、専用デザインの前後バンパーやホイールなどを採用してスポーティでエレガント、かつハイテクで洗練されたキャラクターを創出する。ボディサイズはS6セダンが全長4955×全幅1885×全高1420mm、S6アバントが全長4955×全幅1885×全高1455mm、S7スポーツバックが全長4980×全幅1910×全高1405mmに設定した。
インテリアについては、精悍なブラック基調でまとめたうえで、バルコナレザーを用いた Sロゴ付のスポーツシートやマット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを専用装備。また、10.1インチと8.6インチの2つの高精細タッチディスプレイを組み込んだMMIタッチレスポンスからなる最新のインフォテインメントシステムも採用した。
パワートレインに関しては、2893cc・V型6気筒DOHC直噴ツインターボガソリンエンジン(最高出力450ps/5700~6700rpm、最大トルク600Nm/1900~5000rpm)+48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)+8速ティプトロニックトランスミッションを新搭載。駆動機構には専用セッティングのフルタイム4WD=クワトロ(quattro)を採用し、オプションとしてリアスポーツディファレンシャルを設定する。48V MHEVは、クランクシャフトにベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を接続し、減速および制動時に電力を回生してリチウムイオンバッテリーに蓄電する仕組み。また、ターボチャージャーに加えて電動コンプレッサー(EPC)を配備することで、低回転域でもターボラグのない素早い加速を実現した。一方、シャシー面では専用設定のアダプティブエアサスペンションを採用し、よりスムーズでダイナミックな走行性能を成し遂げる。また、安全運転支援システムとして、従来のアダプティブクルーズコントロール/アクティブレーンアシスト/トラフィックジャムアシストを統合した最新機能のアダプティブドライビングアシスタント(ADA)を採用した。