1994年式レンジローバー・バンデンプラ/オーナー:國吉淳 様
長年の夢を2007年に実現。走行距離は現在24万kmを突破!
國吉淳さんは、1stレンジローバー1台で買い物からロングツーリングまで、すべての用途をこなしている。國吉さんは大の動物好き。アフリカの大地で活躍する4WDの中でも、指揮官が乗るレンジローバーを見て、ずっと憧れていたという。自宅を建てるときは、あらかじめレンジローバーが収まるようにガレージを設計した。
念願が叶ったのは2007年。後席に乗せる愛犬のために、ホイールベースが200mm長いバンデンプラを選んだ。購入したのは最後期型の1994年モデル。当初はこのクルマで慣れたら、初期型に買い換えるつもりだったという。だが、乗るほどに愛着が湧き、気がついたら15年以上のつきあいになった。
憧れのレンジローバーの走りは、「予想どおり」と國吉さん。乗っていて飽きることはなく、いまでもステアリングを握るのが楽しいという。
クラシカルなディテールもお気に入り。とくにアウトドアで椅子としても使える上下開き式のリアゲートは便利だという。
信頼できる主治医を見つけたこともあり、レンジローバーライフは比較的順調。ただし、エアサスは要注意ポイントらしい。ハイトセンサーの異常デフォルト表示が出ると、車高調整がうまくいかなくなる。現在はデフォルトクリア用機器を入手し、ご自身で対応できるようになったという。
英国車は、使い込むほどにオーナー色に染まり、いい風合いをかもし出す。國吉さんのレンジローバーはその好例だった。
「もし、いまのクルマがトラブルで乗れなくなったとしたら、次に選ぶのもやはり1stレンジローバーです」と語る國吉さんだが、乗り換えるのではなく、しっかりと現在のクルマを直すに違いないと感じた。