ルノー・ジャポンは8月31日、本年10月から日本導入を予定する新型ルーテシアの車種展開や仕様装備、ボディカラーなどをオフィシャルウェブサイト内に設ける特設ページで先行公開した。
第5世代となる新型ルーテシアは、ルノー日産三菱アライアンスが開発した新世代のCMF-Bプラットフォームを最初に採用するルノー車で、コンパクトクラス(Bセグメント)のサイズと価格を有しながら、クラスを超えた上位モデルの質感や走り、快適性を兼ね備え、さらに先進の運転支援システムのハイウェイ&トラフィックジャムアシストを装備した意欲作である。
今回発表された日本仕様の車種展開は、ベーシックグレードで受注生産のZEN(ゼン)、上級モデルのINTENS(インテンス)、そして充実装備のINTENS Tech Pack(インテンス・テックパック)という3グレードで構成する。ZENはアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者・自転車検知機能付、レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)、ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)、16インチアロイホイール、7インチマルチメディア EASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)などを標準装備。また、INTENSはZENの装備に加えて、運転モードや車内環境のカスタマイズが可能なルノー・マルチセンス、17インチアロイホイール、オートハイ/ロービーム、プライバシーガラス(リアサイド・リアガラス)、BOSEサウンドシステム(9スピーカー)などを標準で組み込む。そしてINTENS Tech Packは、INTENSをベースに360°カメラやレーンセンタリングアシスト(中央車線維持支援)、レザーシート、スマートフォンワイヤレスチャージャーなどを標準で採用した。
ボディサイズは全長4075×全幅1725×全高1470mに設定。ハンドル位置は右のみを用意する。また、外板色はルージュ フラム・メタリック/オランジュ バレンシア・メタリック/ブルー アイロン・メタリック/ブルー セラドン・メタリック/ノワール エトワール・メタリック/ブラン グラシエの計6色をラインアップ。パワートレインには1333cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力131ps/5000rpm、最大トルク240Nm/1600rpm)+電子制御7速AT(7EDC)を搭載している。