日産が新世代クロスオーバーEV「アリア」を中国市場で披露すると発表

日産の新型クロスオーバーEV「アリア(ARIYA)」が北京モーターショーに展示。合わせて最新の製品と技術を同ショーでお披露目

 日産自動車は9月7日、100%電気自動車の新世代クロスオーバーEV「アリア(ARIYA)」を、9月26日から開催される北京モーターショーに出品し、合わせて最新の製品と技術を同ショーで披露すると発表した。

▲日産初のクロスオーバーEVとなる新型アリア 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重1900kg~2200kg 乗車定員5名 航続距離は2WD450~610km/AWD430~580km(WLTCモードを前提とした社内測定値)を実現。中国市場では初のお披露目となる
▲日産初のクロスオーバーEVとなる新型アリア 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重1900kg~2200kg 乗車定員5名 航続距離は2WD450~610km/AWD430~580km(WLTCモードを前提とした社内測定値)を実現。中国市場では初のお披露目となる

 中国市場で初見参となる日産初のクロスオーバーEVの新型アリアは、最新の先進技術を組み込んだEVパワートレインに次世代のヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)とコネクテッドカー技術を採用するという、日産ブランドおよび“ニッサン インテリジェント モビリティ”の新しい象徴モデルの役割を担っている。また、ワールドワイドで展開する世界戦略車のキャラクターも有しており、世界最大の自動車市場、そして高いSUV人気を誇る中国では、脚光を浴びること間違いなしの1台だ。中国市場での発売は、2021年末までに実施する予定である。

▲低くて滑らかなルーフラインを採用して空力性能の高さを表現し、同時にフロントとリアを直線でつなぐウエストラインによってエネルギーあふれる造形を創出した
▲低くて滑らかなルーフラインを採用して空力性能の高さを表現し、同時にフロントとリアを直線でつなぐウエストラインによってエネルギーあふれる造形を創出した
▲ダッシュボートには物理的なスイッチはなく、クルマの電源を入れると各種アイコンが浮かび上がるようにアレンジ。また、このアイコンは単なるタッチセンサーではなく運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチで仕立てた
▲ダッシュボートには物理的なスイッチはなく、クルマの電源を入れると各種アイコンが浮かび上がるようにアレンジ。また、このアイコンは単なるタッチセンサーではなく運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチで仕立てた

 なお、日産は北京モーターショーにおいて、アリアのほかに、イタリアの名カロッツェリアのイタルデザインと共同で開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」、100%電動パワートレインの性能を競い合うグローバルレース「フォーミュラE選手権」への参戦車両である「フォーミュラEレーシングカー」、最新のプロパイロット(ProPILOT)を搭載したアルティマ/エクストレイル/キャシュカイなどを出展。また、“ニッサン インテリジェント モビリティ”の最新技術を紹介する体験ゾーンを設置し、来場者がシミュレーターに搭乗して日産の最新のコネクティビィ、電動化、安全に関する技術を体感しながら、爽快なドライブ体験が楽しめるアトラクションを用意する予定だ。

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