日産自動車は9月7日、100%電気自動車の新世代クロスオーバーEV「アリア(ARIYA)」を、9月26日から開催される北京モーターショーに出品し、合わせて最新の製品と技術を同ショーで披露すると発表した。
中国市場で初見参となる日産初のクロスオーバーEVの新型アリアは、最新の先進技術を組み込んだEVパワートレインに次世代のヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)とコネクテッドカー技術を採用するという、日産ブランドおよび“ニッサン インテリジェント モビリティ”の新しい象徴モデルの役割を担っている。また、ワールドワイドで展開する世界戦略車のキャラクターも有しており、世界最大の自動車市場、そして高いSUV人気を誇る中国では、脚光を浴びること間違いなしの1台だ。中国市場での発売は、2021年末までに実施する予定である。
なお、日産は北京モーターショーにおいて、アリアのほかに、イタリアの名カロッツェリアのイタルデザインと共同で開発した「Nissan GT-R50 by Italdesign」、100%電動パワートレインの性能を競い合うグローバルレース「フォーミュラE選手権」への参戦車両である「フォーミュラEレーシングカー」、最新のプロパイロット(ProPILOT)を搭載したアルティマ/エクストレイル/キャシュカイなどを出展。また、“ニッサン インテリジェント モビリティ”の最新技術を紹介する体験ゾーンを設置し、来場者がシミュレーターに搭乗して日産の最新のコネクティビィ、電動化、安全に関する技術を体感しながら、爽快なドライブ体験が楽しめるアトラクションを用意する予定だ。