三菱自動車は9月17日、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のデザインを一新するとともに、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルを新たに設定し、2020年度内に発売すると発表。合わせて、改良版エクリプス クロスのスペシャルサイトとティーザー画像を公開した。
海外では2017年10月、日本では2018年3月に発売され、グローバルに展開してきたエクリプス クロスは、スタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した、クロスオーバータイプのSUVとして市場から好評を博している。今回の商品改良では、フロントフェイスとリアまわりの造形を大幅に変更し、上質感を高めながらSUVクーペならではのスポーティで流麗なフォルムを創出したことが特徴だ。
新デザインについて、三菱自動車の渡辺誠二デザイン本部長は、東京モーターショー2017で披露した「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」のエッセンスを取り入れ、従来から持つ力強さやダイナミックさをキープしつつ、SUVクーペらしい流麗さやエレガントさをさらに強化したと解説する。そして、今回のエクリプス クロスを「新しい三菱デザインの第1弾」として位置づけているという。
また、改良版エクリプス クロスは従来のエンジンモデルに加えて、新たにPHEVモデルがラインアップされる。PHEVモデルの設定は、三菱自動車としてアウトランダーPHEVに続いて2車種目。2013年の発売以来、グローバルで累計26万台以上を販売し、プラグインハイブリッドカテゴリーにおいて世界最多販売台数を誇るアウトランダーPHEVで磨き上げたPHEVシステムを、エクリプス クロス専用に最適化して搭載する予定だ。
なお、スペシャルサイトでは随時、最新情報を更新すると予告している。