軽商用電気自動車の三菱ミニキャブ・ミーブがグレード展開を見直すとともに一部改良を実施

三菱自動車が電気自動車の軽商用バン「ミニキャブ・ミーブ(MINICAB MiEV)」をマイナーチェンジ。グレード構成をCD(16.0kWh)ハイルーフに集約し、合わせて機能装備の変更を行う

 三菱自動車は9月17日、軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」の商品改良を実施し、同日より発売した。

▲三菱ミニキャブ・ミーブ・4シーター 価格:245万3000円 全長3395×全幅1475×全高1915mm ホイールベース2390㎜ 車重1110kg 乗車定員2(4)名 最大積載量350(4名乗車時200)kg グレード構成はCD(16.0kWh)ハイルーフに集約。写真はホワイトソリッドのボディカラーに専用デカールを貼付した仕様
▲三菱ミニキャブ・ミーブ・4シーター 価格:245万3000円 全長3395×全幅1475×全高1915mm ホイールベース2390㎜ 車重1110kg 乗車定員2(4)名 最大積載量350(4名乗車時200)kg グレード構成はCD(16.0kWh)ハイルーフに集約。写真はホワイトソリッドのボディカラーに専用デカールを貼付した仕様

 グレード構成はCD(16.0kWh)ハイルーフに集約し、4シーター(245万3000円)と2シーター(243万1000円)を設定する。

▲4シーターはスターリングシルバーメタリックのボディカラーも選択できる
▲4シーターはスターリングシルバーメタリックのボディカラーも選択できる
▲車両接近通報装置の法規対応に伴い、機能装備の一部内容を変更。車両接近通報OFFスイッチの廃止やメーター内の車両接近通報OFF表記の廃止などを実施する
▲車両接近通報装置の法規対応に伴い、機能装備の一部内容を変更。車両接近通報OFFスイッチの廃止やメーター内の車両接近通報OFF表記の廃止などを実施する

 機能装備の面では、車両接近通報装置の法規対応に伴い、一部内容を見直し。具体的には、車両接近通報OFFスイッチの廃止やメーター内の車両接近通報OFF表記の廃止(キーOFF時や車両接近通報装置の故障お知らせ時のみ点灯)、通報音の発生車速域の拡大(0~35km/h)および音量と音程の最適化などを実施する。また、トラクションコントロールOFFスイッチの形状も変更した。

▲三菱ミニキャブ・ミーブ・2シーター 価格:243万1000円 全長3395×全幅1475×全高1915mm ホイールベース2390㎜ 車重1100kg 乗車定員2名 最大積載量350kg ボディカラーはホワイトソリッドのみを用意
▲三菱ミニキャブ・ミーブ・2シーター 価格:243万1000円 全長3395×全幅1475×全高1915mm ホイールベース2390㎜ 車重1100kg 乗車定員2名 最大積載量350kg ボディカラーはホワイトソリッドのみを用意

 パワートレインは30kW/196Nmを発生するY51型モーターに、耐久性が極めて高いリチウムイオン電池および総電力量16.0kWhを確保したCD(電池セル)を搭載して後輪を駆動。充電は普通充電と急速充電に対応し、普通充電(AC200V/15A)が満充電を約7時間、急速充電が出力50kWの場合で0→80%充電を約35分でこなす。航続距離はJC08モード走行で150kmを達成した。

▲パワートレインには30kW/196Nmを発生するY51型モーターに、リチウムイオン電池および総電力量16.0kWhを確保したCD(電池セル)を搭載する
▲パワートレインには30kW/196Nmを発生するY51型モーターに、リチウムイオン電池および総電力量16.0kWhを確保したCD(電池セル)を搭載する
▲充電は普通充電と急速充電に対応し、普通充電(AC200V/15A)が満充電を約7時間、急速充電が出力50kWの場合で0→80%充電を約35分でこなす
▲充電は普通充電と急速充電に対応し、普通充電(AC200V/15A)が満充電を約7時間、急速充電が出力50kWの場合で0→80%充電を約35分でこなす

 また、駆動用バッテリーを車体床下中央に幅広くかつフラットに配置することで、低重心による優れた操縦安定性を実現。さらに、長1830(後席使用時935)×幅1370×高1230mmという大容量の荷室スペースと積み下ろしのしやすい荷室床面地上高675mmを創出した。

▲駆動用バッテリーを車体床下中央に幅広くかつフラットに配置することで、長1830(後席使用時935)×幅1370×高1230mmという大容量の荷室スペースを実現した
▲駆動用バッテリーを車体床下中央に幅広くかつフラットに配置することで、長1830(後席使用時935)×幅1370×高1230mmという大容量の荷室スペースを実現した
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