ダイハツが今秋にマイナーチェンジするタントの情報を特設サイトで先行公開

改良版ダイハツ・タントは楽しさとアクティブさを表現した新シリーズの「ファンクロス」を追加設定。カスタム・シリーズはフロントフェイスを大胆に刷新

 ダイハツは2022年8月22日、今秋にマイナーチェンジするタントの情報を特設サイトで公開し、合わせて先行受注を開始した。

▲今秋にマイナーチェンジするダイハツ・タントに、アクティブ志向のファンクロスを新設定。写真はターボエンジン搭載車のタント・ファンクロス・ターボ

▲今秋にマイナーチェンジするダイハツ・タントに、アクティブ志向のファンクロスを新設定。写真はターボエンジン搭載車のタント・ファンクロス・ターボ

 

 今回の改良では、楽しさとアクティブさを表現した新シリーズの「ファンクロス(FUN CROSS)」を追加設定したほか、カスタム・シリーズのフロントフェイスの刷新や全シリーズでの機能装備の拡充を果たしたことが特徴である。

▲自然吸気エンジンを搭載するタント・ファンクロスも設定

▲自然吸気エンジンを搭載するタント・ファンクロスも設定

 まずは新シリーズのファンクロスから見ていこう。

 拡大するアクティブ系スーパーハイトワゴン市場に、日常を越えて、楽しい時間を過ごせるアクティブなクルマとして開発したファンクロスは、ターボエンジン搭載車のファンクロス・ターボと、自然吸気エンジンを搭載するファンクロスでシリーズを展開する。エクステリアはブラック基調の専用フロントグリルや、アウトドア志向ウォッチのカバーのような造形の前後バンパーガーニッシュ、シルバー塗装の前後アンダーガーニッシュ、幅広のサイドモール、6本の太スポークまたは8本の細スポークでアレンジしたアルミホイールなどを採用して、自然の風景によく馴染む独特のスタイリングを創出。従来モデルと同様、Bピラーを省いた大開口のミラクルオープンドアも採用する。ボディカラーはモノトーンのサンドベージュメタリック/レイクブルーメタリック/コンパーノレッド/シャイニングホワイトパール/クロムグレーメタリック/レーザーブルークリスタルシャイン/ブラックマイカメタリック/フォレストカーキメタリックの8色、2トーンのブラックマイカメタリック×サンドベージュメタリック/ブラックマイカメタリック×レイクブルーメタリック/ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド/ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール/ブラックマイカメタリック×フォレストカーキメタリックの5タイプを設定した。

▲アウトドア志向ウォッチのカバーのような造形の前後バンパーガーニッシュや幅広のサイドモールを専用装備

▲アウトドア志向ウォッチのカバーのような造形の前後バンパーガーニッシュや幅広のサイドモールを専用装備

▲ボディカラーはモノトーンを8色、2トーンを5タイプ設定

▲ボディカラーはモノトーンを8色、2トーンを5タイプ設定

 

 インテリアに関しては、オレンジ系のアクセントパネルや専用デザインのシート表皮などを配備して遊び心あふれる室内空間を創出。また、シート表皮に撥水加工、後席シートバックに防水加工を施したうえで、上下2段調節式デッキボードやデッキサイド右側/天井ラゲッジルームランプ、後席右側USBソケットなどを採用し、機能性を大きく向上させる。デッキボードは取り外しができ、テーブルとして使うことも可能だ。

▲オレンジ系のアクセントパネルや専用デザインのシート表皮などを配して遊び心あふれる室内空間を創出する

▲オレンジ系のアクセントパネルや専用デザインのシート表皮などを配して遊び心あふれる室内空間を創出する

▲シート表皮に撥水加工を施す

▲シート表皮に撥水加工を施す

▲後席シートバックには防水加工を施す

▲後席シートバックには防水加工を施す

▲ラゲッジフロアに上下2段調節式デッキボードを配備

▲ラゲッジフロアに上下2段調節式デッキボードを配備

▲デッキボードは取り外しができ、テーブルとして使うことが可能

▲デッキボードは取り外しができ、テーブルとして使うことが可能

▲デッキサイド右側および天井にラゲッジルームランプを装備

▲デッキサイド右側および天井にラゲッジルームランプを装備

▲後席右側にUSBソケットを配する

▲後席右側にUSBソケットを配する

▲アクセサリー装着車の「RUGGED」。アッパースタイリッシュパックやサイドガーニッシュパック、バックドアスポイラー、ドアミラーカバー(ブラック)、ドアアウターハンドル(ブラック)、サイドガーニッシュストライプ(シルバー)、サイドロアデカール(ブラック)、フューエルリッドガーニッシュ、アルミホイールセット(15インチ・オフロードタイプ)などのディーラーオプションを装備

▲アクセサリー装着車の「RUGGED」。アッパースタイリッシュパックやサイドガーニッシュパック、バックドアスポイラー、ドアミラーカバー(ブラック)、ドアアウターハンドル(ブラック)、サイドガーニッシュストライプ(シルバー)、サイドロアデカール(ブラック)、フューエルリッドガーニッシュ、アルミホイールセット(15インチ・オフロードタイプ)などのディーラーオプションを装備

▲アクセッサリー装着車の「CASUAL ACTIVE」。スマートパノラマパーキングパックやアッパーストライプパック、サイドストライプパック、アンダーガーニッシュパック、ルーフキャリア(クラシックタイプ)(ブラック)、バックドアスポイラー、ドアミラーカバー(ホワイト)、ドアアウターハンドル(ホワイト)、スチールホイールセット(15インチ・ホワイト)、カータープなどのディーラーオプションを装備

▲アクセッサリー装着車の「CASUAL ACTIVE」。スマートパノラマパーキングパックやアッパーストライプパック、サイドストライプパック、アンダーガーニッシュパック、ルーフキャリア(クラシックタイプ)(ブラック)、バックドアスポイラー、ドアミラーカバー(ホワイト)、ドアアウターハンドル(ホワイト)、スチールホイールセット(15インチ・ホワイト)、カータープなどのディーラーオプションを装備

 

 デザイン変更したカスタム・シリーズに話を移そう。

 最大のトピックはフロントマスクの刷新で、シャープな造形のヘッドライトと一体感を持たせた横長のグリルに、横桟を組み込んだブラックの台形大型インテークをメッキ枠で囲ったバンパー、三角形の樹脂の中にフォグランプを配したサイド部などを採用して、押し出し感を強めたアグレッシブな顔つきを創出する。リアセクションでは、バンパーのサイド部のデザインなどを変更した。ボディカラーはモノトーンのシャイニングホワイトパール/ブラックマイカメタリック/クロムグレーメタリック/クールバイオレットクリスタルシャイン/ターコイズブルーマイカメタリック/レーザーブルークリスタルシャイン/ファイアークォーツレッドメタリックの7色、2トーンのブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール/ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリックの2タイプをラインアップ。グレードはターボエンジン搭載車のカスタムRSと、自然吸気エンジンを搭載するカスタムXを設定した。

▲タント・カスタム・シリーズはフロントマスクを刷新。押し出し感を強めたアグレッシブな顔つきを演出する。写真はターボエンジン搭載車のタント・カスタムRS

▲タント・カスタム・シリーズはフロントマスクを刷新。押し出し感を強めたアグレッシブな顔つきを演出する。写真はターボエンジン搭載車のタント・カスタムRS

▲リアセクションではバンパーのサイド部のデザインなどを変更

▲リアセクションではバンパーのサイド部のデザインなどを変更

▲ボディカラーはモノトーンを7色、2トーンを2タイプ設定

▲ボディカラーはモノトーンを7色、2トーンを2タイプ設定

▲自然吸気エンジンを搭載するタント・カスタムXも選択可

▲自然吸気エンジンを搭載するタント・カスタムXも選択可

 

 インテリアについては、ダッシュボードの一部やファブリック×ソフトレザー調のシート表皮などを変更。ファンクロスと同じく、ラゲッジルームには上下2段調節式デッキボードを配備する。従来モデルと同様、Bピラーを省いた大開口のミラクルオープンドアも採用した。

▲ダッシュボードの一部やファブリック×ソフトレザー調のシート表皮などを変更

▲ダッシュボードの一部やファブリック×ソフトレザー調のシート表皮などを変更

▲従来モデルと同様、Bピラーを省いた大開口のミラクルオープンドアを採用

▲従来モデルと同様、Bピラーを省いた大開口のミラクルオープンドアを採用

▲アクセサリー装着車の「Premium Plan」。フロントメッキパックやリアメッキパックなどのディーラーオプションを装備

▲アクセサリー装着車の「Premium Plan」。フロントメッキパックやリアメッキパックなどのディーラーオプションを装備

▲アクセサリー装着車の「Premium」。フロントメッキパックやリアメッキパック、プレミアムプラン2、アンダーメッキパック、フードガーニッシュ(メッキ、カスタム用)、ドアミラーガーニッシュ(メッキ)、サイドスカートモール(メッキ、カスタム用)、バックドアロアガーニッシュ(メッキ、カスタム用)などのディーラーオプションを装備

▲アクセサリー装着車の「Premium」。フロントメッキパックやリアメッキパック、プレミアムプラン2、アンダーメッキパック、フードガーニッシュ(メッキ、カスタム用)、ドアミラーガーニッシュ(メッキ)、サイドスカートモール(メッキ、カスタム用)、バックドアロアガーニッシュ(メッキ、カスタム用)などのディーラーオプションを装備

 

 標準モデルのタントに関しては、従来と同じくターボエンジン搭載車のXターボと、自然吸気エンジンを搭載するXおよびLグレードを設定。ボディカラーはモノトーンのアイスグリーン/サンドベージュメタリック/シャイニングホワイトパール/ホワイト/ブラックマイカメタリック/ブライトシルバーメタリック/レーザーブルークリスタルシャイン/ファイアークォーツレッドメタリック/プラムブラウンクリスタルマイカの9色、2トーンのホワイト×アイスグリーン/ホワイト×サンドベージュメタリックの2タイプを用意する。一方でインテリアは、内装パーツの一部デザインなどを変更。また、全シリーズでディスプレイオーディオや高精細化した9インチHDディスプレイ、ワイヤレス接続対応のApple CarPlayを設定している。

▲自然吸気エンジンを搭載する標準モデルのタントX

▲自然吸気エンジンを搭載する標準モデルのタントX

▲ターボエンジン搭載車のタントXターボ

▲ターボエンジン搭載車のタントXターボ

▲ベーシックモデルのタントL

▲ベーシックモデルのタントL

▲ボディカラーはモノトーンを9色、2トーンを2タイプ用意

▲ボディカラーはモノトーンを9色、2トーンを2タイプ用意

▲全シリーズにディスプレイオーディオや高精細化した9インチHDディスプレイ、ワイヤレス接続対応のApple CarPlayを設定

▲全シリーズにディスプレイオーディオや高精細化した9インチHDディスプレイ、ワイヤレス接続対応のApple CarPlayを設定

 

Follow