日産自動車は9月24日、NV350キャラバンの10名乗りワゴンタイプの仕様変更を行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ワゴン2WD ロングボディDX 10名乗り:270万3800円
ワゴン2WD ロングボディGX 10名乗り:318万6700円
ワゴン2WD スーパーロングボディGX 10名乗り:362万3400円
今回の変更は、QR25DE型2488cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン(147ps/21.7kg・m)の改良を実施して、環境性能をより高めたことが特徴である。また、関連会社のオーテックジャパンが製作するQR25DEエンジン搭載のNV350キャラバン「ライダー」10名乗りワゴンタイプ(335万1700円)および「送迎タイプ」10名乗りワゴンタイプ(298万9800円~394万200円)も、同様の改良を実施。さらに、送迎タイプには新たに4WD車を設定したほか、ワゴンDXに「助手席側ワンタッチオートスライドドア」を装備可能とした。
一方、オーテックジャパンはNV350キャラバンのバン2WD/4WDロングボディ・プレミアムGXをベースとした「NV350キャラバン マルチベッド」を新設定する。市場で人気が高まりつつある車中泊ニーズに対応したマルチベッドは、荷室全面に渡ってベッドを展開できるほか、左右に独立させた状態での使用も可能。また、ベッドをベンチとして、オプションのテーブルと組み合わせて使うこともでき、アウトドアスポーツやキャンプなどの基地として、さらにはテレワークの仕事部屋として、シーンに合わせたさまざまな使い方が実践可能だ。パワートレインに関しては、QR20DE型1998cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン(130ps/18.1kg・m)+5速ATの2WD(340万3400円)とYD25DDTi型2488cc直列4気筒DOHCディーゼルエンジン(129ps/36.3kg・m)+5速ATの2WD(400万9500円)/4WD(432万3000円)を設定している。