ジープが今秋に7名乗り3列シートを備えたクロスオーバーSUVの新型ジープ・コマンダーを日本で発表すると予告。パワーユニットには2.0Lディーゼルターボエンジンを搭載。発表に先駆けてコマンダーの専用ティーザーサイトを公開
Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年8月30日、7名乗りクロスオーバーSUVの新型ジープ・コマンダー(Jeep Commander)を今秋に日本で発表すると予告。合わせて、コマンダーの専用ティーザーサイトを開設した。
初代のジープ・コマンダーは、2005年開催のニューヨーク国際オートショーで初公開され、2006年モデルとして販売を開始。日本市場では2006年5月より導入し、2009年までリリースされた。今回発表されるコマンダーは第2世代に当たり、本国では2021年にデビュー。日本市場では13年ぶりの復活となる。
ティーザーサイトで公開された日本仕様のジープ・コマンダーの概要を見ていこう。
まず、キャビン空間は3列シートの7名乗り(2/3/2名乗車)で構成。公開された画像から判断すると、シート表皮にはブラウンのレザーを用意するようだ。また、コクピットは同ブランドのコンパスと同様のデザインのダッシュボードやセンター部を採用したうえで、独自の上級アレンジを施す。日本仕様のハンドル位置は右となる見込み。ルーフ部には、後席部にまで広がる大型のパノラマサンルーフを設定する予定だ。
エクステリアに関しては、ジープのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーLからインスピレーションを得た、精悍かつ洗練されたデザインを採用。ボディとルーフを塗り分けた、2トーンのボディカラーもラインアップする見込みだ。足もとには、Y字5本スポークの切削光輝アルミホイールを装着。ボディサイズは本国仕様で全長4769×全幅1859×全高1682mm/ホイールベース2794mmに設定している。
パワーユニットに関しては、2リットル直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンを搭載。また、先進安全運転支援システムとしてSTOP&GO機能付アダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンマネジメント、ハイウェイアシストシステム、サラウンドビューカメラ、ブラインドスポットモニター、ドライバーアテンションアラートなどを組み込んでいる。
なお、新型シープ・コマンダーのスペックや装備類、販売開始日、車両価格などの詳細については、今秋の発表時にアナウンスする予定である。