ボルボが特別限定車の「V60 Recharge Polestar Engineered」と特別仕様車の「V60 Ultimate B4 Dark Edition」を発売

ボルボV60シリーズに新世代プラグインハイブリッドを搭載するPolestar Engineeredのファイナルモデルとなる特別限定車「V60 Recharge Polestar Engineered」と48Vハイブリッドモデルの特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition」を設定

 ボルボ・カー・ジャパンは2022年9月1日、ミッドサイズクラスのプレミアムワゴンのV60シリーズに新世代プラグインハイブリッドを搭載するPolestar Engineeredのファイナルモデルの特別限定車「V60 Recharge Polestar Engineered(V60リチャージ・ポールスター・エンジニアード)」と48Vハイブリッドモデルの特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition(V60アルティメットB4ダーク・エディション)」を設定し、同日より発売した。

▲ボルボV60シリーズに特別限定車の「V60 Recharge Polestar Engineered」(写真・手前)と特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition」(同・奥)を設定

▲ボルボV60シリーズに特別限定車の「V60 Recharge Polestar Engineered」(写真・手前)と特別仕様車「V60 Ultimate B4 Dark Edition」(同・奥)を設定

 

車両価格は以下の通り。

V60 Recharge Polestar Engineered:969万円

V60 Ultimate B4 Dark Edition:639万円

なお、V60 Recharge Polestar Engineeredの販売台数は限定150台としている。

▲ボルボV60 Recharge Polestar Engineered 価格:8SAT969万円 全長4780×全幅1850×全高1430mm ホイールベース2870mm 車重2050kg 乗車定員5名 販売台数は150台限定

▲ボルボV60 Recharge Polestar Engineered 価格:8SAT969万円 全長4780×全幅1850×全高1430mm ホイールベース2870mm 車重2050kg 乗車定員5名 販売台数は150台限定

 

 まずはV60 Recharge Polestar Engineeredから解説していこう。

 車名のPolestarは、かつてボルボのレーシングマシンを企画・製作していた会社の名前で、現在はボルボの傘下に入って高性能なカスタマイズカーやEV、ソフトウェアなどの開発を行うブランドに位置している。そのPolestarが持ち前の高い技術力で手がけた高性能モデルが、V60 Recharge Polestar Engineeredの真骨頂だ。

▲パワートレインにはRechargeプラグインハイブリッドシステムT8の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(317ps/400Nm)+フロント電気モーター(52kW/165Nm)+リア電気モーター(107kW/309Nm)+リチウムイオン電池(総電力量18.8kWh)+8ATギアトロニックを搭載

▲パワートレインにはRechargeプラグインハイブリッドシステムT8の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(317ps/400Nm)+フロント電気モーター(52kW/165Nm)+リア電気モーター(107kW/309Nm)+リチウムイオン電池(総電力量18.8kWh)+8ATギアトロニックを搭載

 

 パワートレインに関しては、RechargeプラグインハイブリッドシステムT8の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(最高出力317ps/6000rpm、最大トルク400Nm/3000~5400rpm)+フロント電気モーター(最高出力52kW/3000~4500rpm、最大トルク165Nm/0~3000rpm)+リア電気モーター(最高出力107kW/3280~1万5900rpm、最大トルク309Nm/0~3280rpm)+リチウムイオン電池(総電力量18.8kWh)+8ATギアトロニック(電子制御式8速AT)を搭載。EV走行換算距離(等価EVレンジ)はWLTCモードで87㎞を、ハイブリッド燃料消費率はWLTCモードで15.2km/リットルを実現する。

 このT8パワートレインの高出力を受け止めるシャシーには、22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFV(デュアル・フロー・バルブ)ショックアブソーバー&強化スプリングや専用のフロントストラットタワーバーを装備。また、制動機構にはブレンボ製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスクタイプ・フロントブレーキローター(Φ371mm)を組み込み、合わせてブレーキキャリパーをコールドで彩った。

▲22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFVショックアブソーバー&強化スプリングを装備

▲22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFVショックアブソーバー&強化スプリングを装備

▲高速コーナリング時の大きなねじれを抑え込む専用ストラットタワーバーを装着

▲高速コーナリング時の大きなねじれを抑え込む専用ストラットタワーバーを装着

▲ブレンボ製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスクタイプ・フロントブレーキローター(Φ371mm)を装備。ブレーキキャリパー色はゴールド

▲ブレンボ製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスクタイプ・フロントブレーキローター(Φ371mm)を装備。ブレーキキャリパー色はゴールド

 

 エクステリアについては、専用デザインのグロッシーブラック仕上げフロントグリル(格子状グリル)やグロッシーブラックトリム入り前後バンパー、グロッシーブラック仕上げのインテグレーテッドルーフレール、リアルーフスポイラー、前後Polestar Engineered 専用エンブレムなどを特別装備。足もとには、専用8.0J×19・5Yスポーク鍛造アルミホイール(ポリッシュド/ブラック)+235/40R19タイヤを組み込む。ボディカラーはクリスタルホワイトプレミアムメタリック/サンダーグレーメタリック/ブラックの3色を設定した。

▲足もとには専用8.0J×19・5Yスポーク鍛造アルミホイール(ポリッシュド/ブラック)+235/40R19タイヤを組み込む

▲足もとには専用8.0J×19・5Yスポーク鍛造アルミホイール(ポリッシュド/ブラック)+235/40R19タイヤを組み込む

▲Polestar Engineered 専用エンブレムを前後に貼付

▲Polestar Engineered 専用エンブレムを前後に貼付

 

 内包するインテリアは、専用アレンジのオープングリッドテキスタイル&ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシートやゴールドカラー・シートベルト、メタルメッシュアルミニウムパネル、テイラードシルクメタル・スポーツステアリングホイール(スイッチ部グロッシーブラック仕上げ)、アルミニウム・フロントスカッフプレート(ボルボ・ロゴ入り)などを標準で採用。ドライビングへの集中力が高まるよう、内装カラーはルーフライニングも含めてチャコールで統一コーディネートした。

▲メタルメッシュアルミニウムパネルやテイラードシルクメタル・スポーツステアリングホイール(スイッチ部グロッシーブラック仕上げ)を装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲メタルメッシュアルミニウムパネルやテイラードシルクメタル・スポーツステアリングホイール(スイッチ部グロッシーブラック仕上げ)を装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲オープングリッドテキスタイル&ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシートとゴールドカラー・シートベルトを特別装備

▲オープングリッドテキスタイル&ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシートとゴールドカラー・シートベルトを特別装備

 

 特別仕様車のV60 Ultimate B4 Dark Editionに話を移そう。

 パワートレインには、48VハイブリッドシステムB4の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(最高出力197ps/4750~5250rpm、最大トルク300Nm/1500~4500rpm)+フロント電気モーター(最高出力10kW/3000rpm、最大トルク40Nm/2250rpm)+リチウムイオン電池(容量8Ah)+7G-DCTギアトロニック(電子制御7速DCT)を搭載。7G-DCTは湿式デュアルクラッチを組み込むとともに、電子制御の機械式ギアシフトアクチュエーターをセットし、合わせて一定の条件下ではアクセルオフによるコースティング時にエンジンを停止させることで、さらなるエネルギー効率の改善を図る。燃費性能の面では、WLTCモードで15.4km/リットルを実現した。

▲ボルボV60 Ultimate B4 Dark Edition 価格:7DCT 639万円 全長4780×全幅1850×全高1435mm ホイールベース2870mm 車重1710kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費15.4km/リットル

▲ボルボV60 Ultimate B4 Dark Edition 価格:7DCT 639万円 全長4780×全幅1850×全高1435mm ホイールベース2870mm 車重1710kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費15.4km/リットル

 

 シャシーについては、スポーティかつダイナミックな走りが楽しめるスポーツサスペンションを標準で採用。シューズには8.0J×18・5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)+235/45R18タイヤを組み込んだ。

▲パワートレインには48VハイブリッドシステムB4の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(197ps/300Nm)+フロント電気モーター(10kW/40Nm)+リチウムイオン電池(容量8Ah)+7G-DCTギアトロニックを搭載。懸架機構にスポーツサスペンションを組み込む

▲パワートレインには48VハイブリッドシステムB4の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(197ps/300Nm)+フロント電気モーター(10kW/40Nm)+リチウムイオン電池(容量8Ah)+7G-DCTギアトロニックを搭載。懸架機構にスポーツサスペンションを組み込む

▲シューズには8.0J×18・5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)+235/45R18タイヤを装着

▲シューズには8.0J×18・5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)+235/45R18タイヤを装着

 

 エクステリアに関しては、グロッシーブラックで仕立てたフロントグリル(格子状グリル)やサイドウィンドウトリム、ドアミラーカバー、フロント/リアバンパー・トリム、インテグレーテッドルーフレールを特別装備。ボディカラーはデニムブルーメタリック/クリスタルホワイトプレミアムメタリック/オニキスブラックメタリック/フュージョンレッドメタリック/サンダーグレーメタリック/シルバードーンメタリックの計6色をラインアップした。

▲グロッシーブラック仕上げのフロントグリル(格子状グリル)を装備

▲グロッシーブラック仕上げのフロントグリル(格子状グリル)を装備

▲サイドウィンドウトリムやドアミラーカバー、インテグレーテッドルーフレールもグロッシーブラックで仕立てる

▲サイドウィンドウトリムやドアミラーカバー、インテグレーテッドルーフレールもグロッシーブラックで仕立てる

 

 内包するインテリアは、オレフォス社製クリスタルシフトノブなど北欧ならではのラグジュアリーを体現したエクイップメントを採用する通常モデルのV60 B4 Ultimateと同仕様で仕立てる。シートにはフロントベンチレーションおよびリラクゼーション機能付のファインナッパレザー表皮を採用した。

▲オレフォス社製クリスタルシフトノブを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲オレフォス社製クリスタルシフトノブを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲フロントベンチレーションおよびリラクゼーション機能付のファインナッパレザーシートを装着

▲フロントベンチレーションおよびリラクゼーション機能付のファインナッパレザーシートを装着

 

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