コンパクトラグジュアリーSUVのDS3クロスバックに特別仕様車の「トワ・ド・パリBlueHDi」を新設定。形態や素材に至るまで、こと細かく指定されたパリのアパルトマンの屋根をオマージュしたカラーリングをクルマに昇華
Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年9月7日、DSブランドのコンパクトラグジュアリーSUV「DS3クロスバック(DS3 CROSSBACK)」に特別仕様車の「トワ・ド・パリ(TOIT DE PARIS)BlueHDi」をラインアップし、同日より発売した。
今回の特別仕様車は、最新の“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpm)+EAT8(電子制御8速AT)を搭載したDS3クロスバックの最上級グレードであるオペラ(OPERA)BlueHDiをベースに、形態や素材に至るまで、こと細かく指定されたパリのアパルトマンの屋根をオマージュしたカラーリングをクルマに昇華させたことが特徴である。なお、車名のトワ・ド・パリは“パリの屋根”を意味している。
まず外装では、パリのアパルトマンから着想を得たキャラットグレーのルーフカラーを採用。光によって表情が変化し、美しいルックスをいっそう強調する。また、エッフェル塔やエコール・ミリテール、サクレ・クール寺院、モンパルナスタワーなど、パリを象徴するランドマークをあしらった専用バッジをボンネットとフロントドアに装着して、パリへの旅情をかき立てるアレンジを施した。ほかにも、クロームアクセント入りのフロントグリルや専用デザインの18インチアロイホイールSHANGHAIなどを装備して、個性的なSUVルックをいっそう際立たせている。
ボディカラーに関しては、キャラットグレーのルーフカラーが引き立つクリスタルパールとブランパールナクレの2色を用意。車両価格はクリスタルパールが515万6000円、ブランパールナクレが516万7000円に設定している。
内包するインテリアは基本的にベース車のオペラと同仕様で、バサルトブラックのナッパレザーで覆うとともにパールトップステッチを配したダッシュボード&ドアトリムや、同じくバサルトブラックのナッパレザーを張ったシート、FOCAL Electra HiFi12スピーカーのサウンドシステムなどを標準装備。DSドライブアシストやDSマトリクスLEDビジョンといったADAS(先進運転支援システム)、ヘッドアップディスプレイやプロキシミティスマートキーなどの機能装備も、ベース車に準拠している。