三菱自動車のSUVテイスト軽ハイトワゴンのeKクロスとSUVテイスト軽スーパーハイトワゴンのeKクロススペースに先進安全・快適装備を拡充した「Tプレミアム」と「Gプレミアム」を追加。合わせてeKシリーズ全体の一部改良を実施
三菱自動車は2022年9月8日、SUVテイスト軽ハイトワゴンのeKクロスとSUVテイスト軽スーパーハイトワゴンのeKクロススペースに新グレードの「Tプレミアム」と「Gプレミアム」を設定し、合わせてeKシリーズ全体の一部改良を行って、同日より発売した。
車種展開および車両価格は以下の通り。
■eKクロス
M:2WD146万3000円/4WD159万5000円
G:2WD160万6000円/4WD173万8000円
Gプレミアム:2WD174万9000円/4WD188万1000円
T:2WD168万8500円/4WD182万500円
Tプレミアム:2WD183万1500円/4WD196万3500円
■eKクロススペース
M:2WD165万5500円/4WD178万7500円
G:2WD177万1000円/4WD190万3000円
Gプラスエディション:2WD182万6000円/4WD195万8000円
Gプレミアム:2WD198万円/4WD211万2000円
T:2WD200万7500円/4WD213万9500円
Tプレミアム:2WD206万8000円/4WD220万円
■eKワゴン
M:2WD132万5500円/4WD145万7500円
G:2WD140万8000円/4WD154万円
■eKスペース
M:2WD139万9200円/4WD153万1200円
G:2WD154万2200円/4WD167万4200円
T:2WD167万9700円/4WD181万1700円
まずはeKクロスとeKクロススペースに設定した新グレードの「Tプレミアム」と「Gプレミアム」から解説していこう。
最大の特徴は先進安全・快適装備の拡充で、従来はメーカーオプションで用意していた先進安全パッケージ(デジタルルームミラー[マルチアラウンドモニター付]+マルチアラウンドモニター[移動物検知機能付])と、先進快適パッケージ(マイパイロット+電動パーキングブレーキ&ブレーキオートホールド+ステアリングスイッチ)を標準装備化。さらに、eKクロススペースには従来オプション設定だった後席パッケージ(運転席側電動スライドドア[ハンズフリーオートスライドドア]+助手席シートバックテーブル[コンビニエントフック付]+リアサーキューレーター[プラズマクラスター付]+リアロールサンシェード+樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバック)を標準で採用した。
eKシリーズ全体の改良に話を移そう。
まず軽ハイトワゴンモデルでは、ボディカラーとしてeKクロスに2トーンのホワイトパール/ブラックマイカを、eKワゴンにモノトーンのナチュラルアイボリーメタリックを新設定する。
一方、軽スーパーハイトワゴンでは、ボディカラーとしてeKクロススペースに2トーンのチタニウムグレーメタリック/ブラックマイカを、eKスペースにモノトーンのミントブルーメタリックを新たに設定。また、eKクロススペースのTグレードには従来メーカーオプション設定としていた後席パッケージを、eKスペースのTグレードには従来メーカーオプション設定としていた運転席側電動スライドドア(ハンズフリーオートスライドドア)を標準で装備した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、ハイブリッドシステムを組み込む自然吸気仕様のBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(52ps/6.1kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池(M、Gグレード)と、ターボ仕様のBR06型659cc直列3気筒DOHC12Vインタークーラー付ターボエンジン(64ps/10.2kg・m)+SM21型モーター(2.0kW/40Nm)+リチウムイオン電池(Tグレード)を搭載し、トランスミッションにCVT(ターボ仕様はパドルシフト付き)を組み合わせることで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立。駆動機構には2WD(FF)と4WDを設定している。