SUBARUは10月22日、グローバル戦略SUVモデルに位置するフォレスターの改良モデルを発表した。
車種展開は以下の通り。
■2.0リットル水平対向4気筒DOHCエンジン+モーター(e-BOXER)搭載モデル
ツーリング(Touring):291万5000円
Xブレイク(X-BREAK):305万8000円
アドバンス(Advance):315万7000円
■1.8リットル水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”エンジン搭載モデル
スポーツ(SPORT):328万9000円
今回の改良は、グレード展開の刷新や機能装備の拡充など多岐に渡っている。
まずグレード展開では、パワーユニットにリーン(希薄)燃焼技術を取り入れて加速性能と環境性能を高次元で両立させた新世代のCB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力177ps/5200~5600rpm、最大トルク30.6kg・m/1600~3600rpm)を搭載する「スポーツ(SPORT)」グレードを新設定。トランスミッションには進化版CVTのリニアトロニック(8速マニュアルモード付)を組み合わせ、駆動機構にはAWD(フルタイム4WD)を採用した。
エクステリアについては、ブラック塗装+ブラック塗装加飾のフロントグリルやグレーメタリック塗装+グレーメタリック加飾のフロントフォグランプカバー、電動格納式リモコンドアミラー(LED サイドターンランプ&ターンインジケーター付、グレーメタリック塗装)、専用18 インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)、フロントバンパーガード(アクセントシルバー塗装加飾付)、サイドクラッディング(アクセントシルバー塗装加飾付)、リアバンパーガード(シルバー塗装、ディフューザータイプ)、デュアルマフラー(SPORT 用カッター付)、ルーフスポイラー(LED ハイマウントストップランプ内蔵、グレーメタリック塗装)、ルーフアンテナ(シャークフィンタイプ、グレーメタリック塗装)といった専用アイテムを標準で装備。インテリアにはウルトラスエード/本革シート(シルバーステッチ)やインパネ加飾パネル(ブラック塗装&ウルトラスエード表皮巻[ブラックステッチ])、専用ドアトリム(ウルトラスエード表皮巻[ブラック、シルバーステッチ])、センタートレイ加飾(アルミ調&ウルトラスエード表皮巻[ブラックステッチ])、専用マルチインフォメーションディスプレイ付メーター、本革巻ステアリングホイール(高触感革[シルバーステッチ])、アルミパッド付スポーツペダル(アクセル/ブレーキ/フットレスト)を標準で組み込んだ。
一方、パワートレインに“e-BOXER”FB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴デュアルAVCSエンジン(145ps/19.2kg・m)+MA1型モーター(10kW/65Nm)+リチウムイオン電池(容量4.8Ah)+リニアトロニックのマイルドハイブリッドを搭載するグレードは、従来の「アドバンス(Advance)」のみの設定から、「ツーリング(Touring)」「Xブレイク(X-BREAK)」という3グレード構成に拡大。また、Xブレイクには新制御のモーターアシスト「e-アクティブシフトコントロール」を組み込む。なお、従来設定していたFB25型2498cc水平対向4気筒DOHC16V直噴デュアルAVCSエンジン+リニアトロニックを搭載するツーリング/Xブレイク/プレミアムはカタログから外れた。
安全運転をサポートする先進機能の「ドライバーモニタリングシステム」をアドバンスとスポーツに標準、ツーリングとXブレイクにオプションで設定したこともトピックだ。ドライバーが乗り込むとインパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識し(最大5人の登録が可能)、シートポジションやドアミラー角度、空調などを自動的に再現するなど、安全運転を支援するとともに最上のおもてなしを提供する。