世界基準のワールドカー、セダンとワゴンがフルチェンジ!
新型カローラは5ドアHB(日本名スポーツ)とセダンとワゴンの3ボディでラインアップを構成 日本でも2019年中に新型セダンとワゴンがデビューする
新型は海外向けモデルをベースにリファイン
新型カローラのラインアップが充実する。2018年6月にデビューしたスポーツ(5ドアHB)に続いて、アクシオ(セダン)とフィールダー(ワゴン)がモデルチェンジを予定している。メーカーサイトで、先行紹介ページを展開中だ。
現行モデルのセダンとワゴンは、海外で販売するカローラとは別シリーズだった。アクア用プラットホームをベースに開発され、ボディサイズは日本の道路に適した5ナンバー規格。
一方、新型はセダン、ワゴンともスポーツと同様に海外仕様と同じになる。ただし、各部は日本用にリファインされる。すでに海外で販売がスタートしたセダンのボディサイズは、全長×全幅×全高4640×1780×1435mm。現行アクシオ(同4400×1695×1460mm)比でひとまわり大きい。
現行モデルのセダン(アクシオ)とワゴン(フィールダー)は日本専用設計 新型はスポーツと同様に海外仕様と共通モデルとなる シャシーは全車TNGA
骨太のメカニズム、走りに期待
パワーユニットは基本的にスポーツと共通。ハイブッドは1.8リッター(98ps)+モーター、ガソリンは1.2リッター直噴ターボ(116ps)を搭載予定。トランスミッションは、ハイブリッドが電気式無段変速、ガソリンはマニュアルモード付きCVTと6速MT。CVTはRAV4用と共通の発進専用ギアを備えたダイレクトシフト仕様になる可能性が高い。6速MTは一部グレードに設定されそうだ。
インパネはスポーツと同様の開放的なデザイン。メーターは液晶パネルを備えた高機能型。中央部に9インチナビの設置スペースを用意する。
ホイールベースはセダン、ワゴンとも2700mm。スポーツ比で60mm延長され、後席スペースは広くなる。プラットホームはTNGA。足回りはストローク量をたっぷり確保した4輪独立式になる。
カローラは昨年、スポーツを発売し、若いユーザーが増えた。新型セダンとワゴンの登場で、フレッシュイメージが高まりそうだ。
カローラ・ワゴン(欧州名ツーリングスポーツ) 現行日本仕様はフィールダーを名乗るが新型はネーミングが変わる可能性が高い 全長×全幅×全高4653×1790×1435mm
カローラ・セダン(欧州仕様) 新型セダンは2018年11月の中国・広州ショーでワールドデビュー すでに海外では販売がスタート 全長×全幅×全高4640×1780×1435mm
インパネ形状は5ドアHBのスポーツと共通 良好な視界と開放感を重視した造形 作りは上質