ランドローバーの始まりとなる1948年発表の「ランドローバー・シリーズⅠ」の誕生75周年を記念した現行ディフェンダーの特別仕様車「ディフェンダー75THリミテッドエディション」が日本上陸。ボディタイプは3ドアの90と5ドアの110を設定。販売台数は225台限定
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2022年9月15日、ランドローバー・ディフェンダー90/110に特別仕様車の「ディフェンダー75THリミテッドエディション(DEFENDER 75TH LIMITED EDITION)」を設定し、同日から10月16日まで受注すると発表した。日本での販売台数は225台の限定。予定台数を上回る申し込みがあった場合は、抽選で販売する。
車種展開および販売台数は以下の通り。
ディフェンダー90・75THリミテッドエディション:1101万3000円(販売台数75台)
ディフェンダー110・75THリミテッドエディション:1242万3000円(販売台数150台)
今回の特別仕様車は、ランドローバーの始まりとなる「ランドローバー・シリーズⅠ(LAND ROVER SERIES I)」が1948年開催のアムステルダム・モーターショーで発表されてから2023年で75周年を迎えるにあたり、その誕生を記念したアニバーサリーモデルとして設定される。ベースモデルは90が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(300ps/400Nm)+副変速機付8速オートマチックを搭載するHSE P300、110が“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(300ps/650Nm)+小型統合電気モーター+副変速機付8速オートマチックのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載するHSE D300で、ボディカラーにはディフェンダー初となるアイコニックなグラスミアグリーンメタリックを採用。合わせて、20インチ“スタイル5098”アロイホイールおよびホイールセンターキャップをボディ同色のグラスミアグリーンで仕上げる。エクステリアではさらに、75周年グラフィック(テールゲート/クロスカービームエンドキャップ)やマトリックス LED ヘッドライト(シグネチャーDRL付)、セレスシルバーのバンパー、プライバシーガラス、ファブリックルーフ(格納式)などを標準で採用した。
インテリアについては、ボディ同色のグラスミアグリーンのパウダーコートブラッシュドフィニッシュで仕立てたクロスカービームや、レーザーエッチングディテールを施したエンドキャップなどを特別装備。エボニーレジストシートとセンターコンソールサイドのホッケースティックには、ディフェンダー・シリーズに採用するファブリックで最も頑丈なロバステックを使用する。機能装備の充実化も図り、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム「Pivi Pro」や14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー付き)、ヒーター付きステアリングホイール、3ゾーンクライメートコントロール、MERIDIANサウンドシステム、3Dサラウンドカメラ、コンフィギュラブルテレインレスポンス、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなどを標準で組み込んだ。
なお、ジャガー・ランドローバー・ジャパンはディフェンダー75THリミテッドエディションの発売に合わせて、新しいランドローバーライフスタイルグッズを発表。グラスミアグリーンをテーマとしたグッズや75周年グラフィックを配したウェア類などを取りそろえている。